スタッフ原のホイール徹底比較!【BONTRAGER RXL編】

スタッフ原のホイール徹底比較!【BONTRAGER RXL編】

2017-12-03T09:28:25+00:00 2015/12/12|取扱商品のご紹介|

原です。

ホイール徹底比較企画も第二弾を迎えました。
今回は軽量アルミホイールのRace X Lite(レースエックスライト)です。
それではまず愛車に装着してみます。
【元の状態】※Raceホイール装着。
最初から装着されているホイールです。すっきりとした軽快なイメージですね。
(前後セット1,720グラム)
DSCN0599.JPG
【RXL装着時】
・フロントホイール ¥49,074-(税抜) ・リアホイール ¥73,148-(税抜)
パッと見た印象は似た雰囲気です。
しかし、バイクを持ち上げた時にその軽さに驚きます。
約300グラムの軽量化はわかりやすいですね!
(前後セット1,440グラム)
DSCN3306.JPG
しかし走行中にも見える高級感のあるハブが気分を盛り上げてくれます!
*ハブとはホイールの中心にある回転軸パーツ。
DSCN3321.JPG
さて、早速走りにでかけました!
<ロングライド、ヒルクライム多め>
自宅の木津から柳生~針~室生~名張の往復ライド130キロです。
平均速度24キロ、獲得標高1900メートル、5時間半のライドになりました。
DSCN3365.JPG
よく、「軽量ホイールに変えるとギア何枚分か軽く走れる!」と表現されることもありますが、今回の場合その様な極端な効果を体験するのは難しいですね。(極端な重量差があれば別ですが) とりわけわかりやすく説明する為の便宜上の表現かと思います。
DSCN3367.JPG
前置きが長くなりましたが、300グラムのホイールの軽量化で坂は楽になります。
ただ、それはじわじわと効果が味わえます。ペダルをぐっと踏み込むとき、(クランクを時計に見立て1時から4時の間)足が少しだけいつもより楽に下りていきます。
特に、緩勾配(斜度3%前後)の坂ではペダルの回転がよりスムーズになっているのが実感しやすいです。この少しの違いは非常に重要ですね。
仮に平均ケイデンス80で5時間走行した場合、ペダルを回した数は約24000回転に及びます。その1回転1回転が少し楽になるだけで走行後の疲労感には大きな差がでますよね。
また、前回紹介のAura5同様、幅広の25Cタイヤと近年トレンドの幅広リムは相性が良く、下り坂でのコーナーリングは安定感があり、安心して曲がることができました。
 
DSCN3345.JPG
 
 
 
<水曜ライドミドルライド編>*リンクは以前の店長ブログです
実は今年8月末の水曜ミドルライドでもRXLを使用していました。
序盤は木津川サイクリングロード!時速30キロから35キロくらいでたんたんと走ります。木津川サイクリングロードは所々減速ポイントがありますが減速からの立ち上がりの加速が楽ですね!
後半、枚方を抜け、くろんど池目指し山間部に入っていきますが、普段より後半まで脚力が残りました。やはり「少し楽」の継続が効いていますね!
<通勤ライド>
通勤では合計70キロ程度使用しました。
木津の自宅から山田川駅周辺を経由するルート(ほぼ平坦)と、ならやま大通りを経由するルート(アップダウン多め)を使用しました。ストップアンドゴーの多い、市街地を抜けるルートですね。走行速度は25キロ~30キロ程度です。
 
この速度域や走り方だと、ホイールの違いがすごく体感しやすいです!まず、市街地を走る場合、曲がり角や信号の度に減速を行います。
減速後の立ち上がり(加速時)に明らかに足が軽く回ります!気持ちよく滑らかに足が回転し、どんどん加速していき、巡航速度の30キロ付近まであっという間に到達します。この加速感が本当に気持ちいいです(笑)
また、ならやま大通りでは、ヒルクライム同様の効果を感じました。
更に、上り坂で信号停止してしまった後の発進がスムーズです。ちなみにならやま大通りは路面がガタガタで怖いです。25Cのタイヤと幅広リムの優れた相性が安心感を与えてくれました。
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<その他>
ラチェット音(ペダルの回転を止めた際に後輪の軸から鳴る音)は静かです。しかし控えめながら綺麗に鳴っています。
また、ペダルの’かかり’が良いと思いました。足を止めた後に再度ペダルを踏み込むときに、ラチェット内で「カン」と鳴らずに、後輪に対し素早く駆動力を伝えている感じがしました。
<まとめ>
RXLは加速の良さが目立ちます。
低速から巡航速度までの回復がかなり楽になります。また、下り坂や荒れた路面での安心感も高いですね。
時速25キロ~30キロで走行する事が多い方にとって、大変楽に走れるホイールです。
普段のサイクリングからロングライドまで、より楽に目的地まで運んでくれますよ。
但しストップ&ゴーが少なく、常に時速30km以上で走る高速巡行を求めると、280g重量が増してもエアロ効果の高いAura5がお勧めです。
以上がわたしのRXLの検証結果です!
次回、ボントレガーホイールの最高峰、Aeolus(アイオロス)を検証いたします。風の神様の名前が付けられたホイール。それだけでワクワクします!
ちなみに冬季限定でホイールアップグレードキャンペーンを行います。
詳細は店頭にてご案内しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
原 一矢