スポーツバイクをより快適に、疲労をより少なく乗るためには、機材と身体をよりピッタリを合わせていく作業が必要になります。これは1つの型に落とし込む作業ではありません。乗る方の運動経験や身体の特徴、柔軟性、筋力、過去の怪我、さらにスポーツバイクの楽しみ方やチャレンジしてみたい事等までヒアリングし、お客様だけに合った、一番乗りやすいスポーツバイクへとポジションを少しずつ合わせていきます。

どのスポーツも共通しますが、スタートした時から最初の数年が一番成長します。身体も変われば走れる距離も変化します。それなのに使う機材のポジションはいつまでたっても同じ、それでは乗れば乗る程身体にストレスが掛かります。
そのまま乗り続けると、身体へのストレスから痛みの発生につながり、また怪我の原因にも繋がります。
その時に専門店のスタッフのアドバイスが必要になる訳ですが、勿論、経験豊富なスタッフであれば、自身の経験からある程度目視することでおおよそのアドバイスは可能です。
しかしPRECISIONFITは、その自転車経験のある専門スタッフがさらに生体力学や解剖学を学び、また可視化できるフィッティング機材を用いる事で、自身の経験に基づく主観だけに頼らない、あらゆるスポーツバイクユーザーに根本から手を差し伸べられる、今一番新しいフィッティングサービスなのです。
昔は海外の選手のライディングフォームを真似ることが、ロードバイクを格好よく速く乗る事と混同されていました。しかし今日においてより楽に遠くへ走りに行くことは、ライダー経験や骨格の違いを考慮し、ライダーそれぞれのポジションを導き出していく必要が生まれています。
バイシクルカラーではスタッフの経験にプラス、最新の理論や機材を交えて、お客様の自転車生活をより豊かなものへとサポートさせていただきます。

スポーツの経験、運動強度、乗る頻度、一度に乗る距離といった内容に加え、
過去の怪我や痛みの発生しやすい箇所など、乗る方の背景をヒアリングします。
スポーツバイクに乗る際に最低限必要となる股下に加え、肩幅や関節の可動域、
身体の柔軟性、左右差、体幹テスト、癖などを見ていきます。
人体を学んだフィッターと呼ばれる専門スタッフが行います。
シューズのサイズ、クリートの位置が適正でないと、
フィッティングを進めても正しい数値を導き出すことが出来ません。

既にスポーツバイクに乗っているお客様は、現在のバイクのポジションを機材で再現することが出来ます。
PRECISIONFITで使用する機材は、サドル高はもちろんステム長やクランク長も簡単に再現できます。
正しいサイズのシューズと適正なクリート位置が整えば、そこからサドルの高さ、
前後位置、角度といった下半身を中心としたフィッティングを行います。
このときにハイスピードカメラを用いたモーションキャプチャーを使用すると、
より詳細な計測と分析が可能です。
スポーツバイクでは下半身こそが重要と捉われがち、
実は上半身と下半身は連動して動くため、
下半身の動きの妨げとならない様上半身のフィッティングがとても大切になります。
ポジションに決まったゴールはありません。年齢、経験、乗車頻度が変ると身体も変化します。
かかりつけのフィッターとしてフィティング実施後もアドバイスをさせていただきます。

完全予約制のプロのフィッターによるマンツーマンメニューです。
現在、機材の導入中につき予約を受け付けておりませんが、開始になりましたら当サイトにてご案内させていただきます。
メニュー | 所要時間 | 価格 | 内容 |
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Precision Fit(モーションキャプチャーダイナミックアナリシス)
※トライアスロンエアロバー(TT) ¥35,000-(税別) |
およそ2.5時間 | ¥30,000(税別) | モーションキャプチャーダイナミックアナリシスは、乗車時のベストポジションを導き出すために、ハイスピードカメラを用いてペダリング時の動きを生体力学的に解析します。フィッティングには以下のプロセスが含まれます。
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Basic Road Fit(ロードフィット) | およそ1.5時間 | ¥20,000(税別) | インタビューと身体測定を行い、ライダーのレベルに応じて相応しいポジションを導き出します。
※ハイスピードカメラでの解析は行いません。 |
Basic Tri/TT Fit(トライアスロンフィット) | およそ2時間 | ¥25,000(税別) | ロードフィットのプロセスに加え、エアロバーでのポジションも調整します。トライアスロンにチャレンジするアスリートに相応しいポジションを導き出します。
※ハイスピードカメラでの解析は行いません。 |