西條のTREK(トレック) Domane(ドマーネ) SLR9インプレッション!~エンデュランスのエアロ化!その真価はいかに??~

西條のTREK(トレック) Domane(ドマーネ) SLR9インプレッション!~エンデュランスのエアロ化!その真価はいかに??~

2019-11-02T20:25:33+00:00 2019/10/25|ニュース|

こんにちは! 東大阪店スタッフの西條です。

先日、当店に新型DOMANE(ドマーネ)のハイエンドモデル、DOMANE SLR9の試乗車が来ました!
既にDOMANEに乗っているいちユーザーとしては(乗っているのはミドルグレードのLS6ですが…)
気になってしょうがない新型のDOMANEです。という事で、早速走ってきましたよ!!

コースとしては大阪城の外周のゆるいアップダウン、平地、また十三峠での登坂をトライしました。

乗る前からいいな~と思ってしまうProjectOneの美しい塗装。うっとりします。

TREK(トレック) DOMANE(ドマーネ) SLR9
フレームサイズ:52(メーカー推奨身長160~170cm)
フレーム材質: OCLV 700 カーボン
重量:8.1kg(実測ペダルなし)
メインコンポーネント:シマノ Dura-Ace Di2 2 x 11速 (R9150シリーズ)
ホイール:Bontrager(ボントレガー) Aeolus(アイオロス) Pro3 V
タイヤ: Bontrager R4 Clasics

 

まずは簡単におさらいを。

DOMANE(ドマーネ)とは

DOMANEは石畳のあるヨーロッパの街道などが含まれる長いコースを走るクラシックレース向けに開発された車体です。
石畳の凹凸からくる衝撃を緩和し、長距離を快適に走りつつもパワー伝達のロスをなくし、スピードを犠牲にしない事がウリの
エンデュランス(長距離向け)ロードバイクです。

今回第三世代としてフルモデルチェンジしました。最大のテーマはエアロ化。
さらに昨今トレンドのグラベル(地道)要素も取り入れ、よりマルチパーパス(多目的)に進化しました。

これまでの通りエンデュランスと呼ばれる長距離が得意なのか、それとも意外にもエアロをまとって
スピード走行がレベルアップしたのか、はたまた未舗装路でも走れるグラベルの進化が特徴なのか??
多くの要素が満載の新型DOMANEは皆さんにも気なる所ですね。

 

乗り心地

DOMANEの最大の特徴である、バツグンの乗り心地の良さを実現するIso Speed。
フロントのヘッドチューブ、リアはのトップチューブと2箇所に採用。リアはしなり量を調整できる調整機能付き。
これらが手~肘~肩への上半身、臀部からの突き上げを和らげてくれ、過酷な路面を走る際の衝撃を和らげてくれます。

  

今回の試乗では、意図的にマンホールの上や舗装の粗い路面カ所、また車道から歩道への2,3cmほどある段差など、
普段は避けて通るであろうコンディションをあえて通過して試してみました。

やはりISO SPEED非搭載のハイエンドロードバイク(EMONDAやMADONE)より楽ですね!

路面の凹凸からくるリバウンドこそあれど、体に衝撃がガツンとくるような感じは大きく軽減してくれます。
表現が難しいですが、ガツガツよりコツコツといった感じでしょうか。

サスペンションのような大げさに機構が動いて力を逃がすというよりは、
程よく振動・衝撃を逃がしてくれるので、路面へのパワー伝達のロスも感じません。
むしろ路面を追従することでトラクションが安定して掛かる印象です。

この点がDOMANEを選ぶ最大の理由といっても過言ではありません!!

 

巡行性

実は今回私が最も気になっていた点がこのエアロ化。
空力を最も重視したスピードバイクMADONE(マドン)の開発で培ったエアロの設計を、
エンデュランス系のDOMANEに取り入れた結果は如何に??

中速~高速
エアロの効果を最大限発揮させる30~35km/h、そして40km/h以上へ加速!!
普段ここまでのスピードを維持して走る事があまりない私ですが、驚くことにいつも以上に40km/h台を維持できています!

新型DOMANEの試乗でテンションが上がってるのか、エアロの恩恵を受けているのか、またはその両方なのか難しいところですが、
「フレームのエアロ設計ってそこまで影響するの?」と半信半疑だった私はびっくり。

普段乗っているのがSL6なので、グレードの違いもあるのは事実ですが、この中~高速のスピード維持の違いが
主にエアロ設計の恩恵であれば、やはりエアロフレームは欲しくなります。
琵琶湖一周と言った平坦路が続くロングライドはとても楽に違いありません。

 

加速
ゼロ発進はスッと前で出て加速してくれる感じですが、これはエアロと言うよりも、
私が普段乗っているSL6とのフレームグレードの違いが大きいのではないでしょうか。

ハイエンドモデルは軽く、かつパワー伝達に優れる剛性の高いフレームであるからこその加速感ですね。
「一度ハイエンドモデルに乗るとグレードを下げれない….」と言うのが良く分かります。

 

登坂性

3%の緩めの斜度から、平均斜度9%を超える(瞬間的に10%以上)の十三峠で実際に走ってみました。

DOMANE(ドマーネ)って重たいんじゃないの??と気になる方が多いのも事実。
確かにTREK最軽量のOCLV700カーボンを使用しているものの車体重量8kg越え。
重量だけ見るとそこまで軽くありませんよね。

しかし!!登りでその重量は全く感じません!ゼロ発進のスッと加速するイメージそのまま、キビキビと登ってくれます。
「ギアが軽いからだろうか?」「ホイールがかるいためだろうか?」色々考えて登るものの、
その辺りは私の普段のスペックと大きく違いません。

ハイエンドモデルの高い剛性が、一回のペダリングを前へスッと無駄なく力を加える事に加え、
DOMANEの安定感のあるエンデュランスジオメトリーが無駄なフラつきを抑えてくれていると考えられます。

ダンシングもそつなくこなしてくれますが、激しく左右に振って登る印象よりも、上記の特徴を活かしてシッティング、
またはリズミカルに小刻みでダンシングするのがお勧めです。

 

まとめ

エアロ要素を取り入れることで高速巡航性を向上させ外観もよりレーシーに進化しました。
また乗り味としてはフロント周りの剛性がより上がった様に感じます。
ISO SPEEDで振動こそ吸収してくれますが、基本はハイエンドモデルの高剛性フレーム。
ダイレクトな踏み心地とカッチリとしたフレームです。

エンデュランス系と聞くと、どこかゆったりのんびり出かける、そんな印象を抱きますが、
新型DOMANEはそのイメージを覆します!
サイクリングやロングライドとは言え、走りの高い性能もしっかり求めたい!そんな方に正にピッタリなロードバイクです。

また今回はあいにく検証する機会がありませんでしたが、ホイール選択によっては最大で38Cのタイヤ幅まで対応しています。
※写真は28c

 

エアボリュームをかなり低くして乗り心地重視で乗ったり、グラベルシーンでも活躍してくれるカスタムも可能になります。

 

MADONE(マドン)がスピード重視、EMONDA(エモンダ)が瞬発力や急勾配のヒルクライムが得意だとしたら、
DOMANEは最も多くのユーザーが走るであろうスピード域、また路面状況下でメリットを発揮するロードバイクではないでしょうか。
個人的には、皆さんに一番お勧め出来る車種なのではないだろうか、と感じます。

さて私が感じたDOMANEの印象、皆さんはどの様に感じるでしょうか?
10/27(日)までの短期間ではありますが、現在奈良登美ヶ丘で試乗を実施しております。
普段乗る機会の少ないハイエンドモデルモデルDOMANE SLR、ぜひこの機会に店頭にてお試しください!

 

=================================================================
東大阪市、奈良市、天理市にあるTREK(トレック)のロードバイク、クロスバイク専門店
バイシクルカラー東大阪店 西條 芳哉
=================================================================