スタッフ原のホイール徹底比較!【BONTRAGER Aura5編】

スタッフ原のホイール徹底比較!【BONTRAGER Aura5編】

2017-12-03T09:26:07+00:00 2015/12/4|取扱商品のご紹介|
原です。
寒い季節はモチベーションアップにホイールのアップグレードはいかがでしょうか!?
遠くへ楽に走ることができるようになりますよ!
ただ高価なホイールは選んだら良いか慎重になります。的確にホイール選びが出来るよう、個人的なホイール購入も兼ねてインプレッションを行います。
※冬季限定ホイールアップグレードキャンペーンも実施します!
まずTREKのロードバイクと相性が良いのは、TREKのバイクでテストを行い、TREKのバイクの特徴を一番に考え設計されたBONTRAGER(ボントレガー)のホイールです。
 

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個性の異なる3種類のホイールを週代わりで試してみたいと思います。
1週目はAura(オーラ)5 ※写真中
2週目はRXL(レースエックスライト) ※写真右
3週目はAeolus(アイオロス) ※写真左
ちなみにお試しが終わったらホイール購入を予定しています。個人的にも真剣です!
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【元の状態】※Raceホイール装着。
最初から装着されているホイールです。すっきりとした軽快なイメージですね。
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【Aura5装着時】
・フロントホイール ¥73,148-(税抜) ・リアホイール ¥95,370-(税抜)
雰囲気一転、重厚感や迫力のある外観となりました。なんだか速く走れそうな気がしてきませんか?ちなみに前後セットの重量はRaceホイールと同じです。
(前後セット1720グラム)
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しかし外観だけの違いであればせっかくの高価なホイールも台無しです。見た目も大事ですが中身はもっと重要ですね。というわけで、検証してきました!
<鈴鹿サーキット>リンク先は過去のスタッフブログです。
綺麗に整備されたサーキットを走ると自然と速度が上がります。更に以外にもアップダウンの変化に富んだコースの為、高速走行しやすい区間が多々あります。
西ストレートやS字コーナー等の下りポイント(斜度マイナス2~3%くらい?)は時速40キロから55キロに達します。ここがなんとも気持ちいんです!
普段なら「もうこれ以上風の壁があって加速できない!」と思う場面でもまだまだ踏んで加速できます。明らかにエアロ効果を体感できる瞬間でした。
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<水曜ミドルライド>リンク先は過去の店長ブログです。
サーキット走行より平均速度は低下しますが、路面状況によっては時速35キロ以上をキープしながら走行する場面もあります。この「時速35キロ」がポイントに感じました。
普段私の実力ではこのラインを超えた走行をし続けることは「かなりイイペース」です。ですが、Aura5の場合、「まぁまぁイイペース」くらいに変わります。速度が上がれば上がるほどAura5の主張が増してきます。まるで「こっからが俺の出番だ!」と言わんばかりでしたね。
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<ヒルクライム>
今までは高速走行がメインでしたが、自然と速度が落ちるヒルクライムでの実力もチェックしました。
高速走行に比べると大きく際立つ特徴は掴めませんでしたが、きつい登り坂(斜度10%以上)でダンシング(いわゆる立ち漕ぎ)をした際に、路面を粘り強くとらえてくれている印象がありました。
これは単純に硬いだけのレーシングな設計ではなく、平地の巡航やロングライドでの使用を考え、ある程度の柔軟性も持ち合わせているからでしょう。
言い換えると、高出力を維持できるヒルクライム上級者や、スプリントを行うバリバリのレース仕様のホイールと言う訳ではなさそうです。
また、当然ですが、下り坂ではスピードの伸びがよくとても気持ちよく前へ前へ進みます!ちなみに幅広の25Cタイヤと近年トレンドの幅広リムは相性が良く、安定感があり安心して曲がることができました。
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<通勤ライド>
私の通勤ライドは時速25キロから30キロの間くらいです。
正直、この速度帯では走行性能に関してはAura5に大きなメリットを
感じる事はありませんでした。私がダラダラ走りすぎですね。
しかし何故でしょう、すれ違う学生さんからの視線がいつもより熱い気がします。
<その他>
雨でも制動力が低下しないアルミリムは、カーボンリムより気兼ねなく使用出来ます。
突然の雨にも安心できます。実際、私も鈴鹿で使用しとても安心できました。
(店長は雨でもカーボンホールを使用しています。)
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また、ラチェット音が少し大きめかなと感じました。
ラチェット音とは、ペダルの回転を止めた際に後輪の軸から鳴る音です。
Aura5は低めの「ジャラララララ」という音がします。
高級ホイールらしい主張のある音ですね。
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<まとめ>
Raceホイールと比較すると重量が同等の為、平地33~35km以上の巡航でディープリムのメリットが生まれます!単独でそのスピードを維持し続けることは難しい為、グループで走る場合など特に、他のライダーよりも脚を休め、体力を温存して走ることが出来ます!
またRaceホールほりも下位グレード(Emonda ALR5Domane4.1等の完成車ホイール)と比較すると、重量は軽くなりますので平地巡航だけでなく登坂に置いてもメリットは生じます。ただ、一番のメリットははやりストップ&ゴーの少ない平地巡航です。
以上がわたしのAura5検証結果です!次回、軽量アルミホイールのRXL(レースエックスライト)を検証いたします。ヒルクライムや通勤ライドが楽しみです!
ちなみに冬季限定でホイールアップグレードキャンペーンを行います。
詳細は店頭にてご案内しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
原 一矢