サイクリングロードを辿り、見どころたっぷりの飛鳥へ!(後編)

サイクリングロードを辿り、見どころたっぷりの飛鳥へ!(後編)

2016-01-21T13:07:47+00:00 2016/01/21|ニュース|
こんにちは、鈴木です。
先日お伝えした飛鳥サイクリングの後編です。ここまでの道のりはこちら。
今回のルートです。詳しくはルートラボをご覧ください。
さて、美味しいお蕎麦とご飯でお腹を満たした後は、「談山神社」ヒルクライムに挑戦です!石舞台古墳などのある場所の奥から、すぐに登りはじめます。以前に来た時は近くをブラブラしただけで、一番上まで登ったことはありません。
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噂には聞いていましたが・・・手元のサイクルコンピュータで斜度は8~10%程度です。序盤から直線の坂が続くと不安になります。
一定の斜度(しかもなかなかの勾配)で着実に登りつづけます。やっとカーブが現れますが、斜度は変わらず・・・休みどころが少ないのが大変です。
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カーブを超えると少し落ち着き、しかも明日香の山々が見えてきます。黙々と登っていましたが、ここで実感できました!やはり、峠の魅力はこの景色、達成感ですね。
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しかも、峠を越えてすぐのところに休憩所がありました。談山神社へ来る観光バスのための場所のようですが、サイクリストにも嬉しいですね。
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名物?の串こんにゃくをいただきます。1本100円。茹でたてに味噌をつけてくれます。冷えた身体に温かいグルメ。冬ライドの醍醐味です!その他、草もちも2つ食べました。外で座っていると温かいお茶もくださり、心も身体も温まります。
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折角温まったのですが、雨がぱらつきはじめました・・路面が本格的に濡れると下りが危険、と言うことで、すぐに出発。来た道を戻るわけですが、
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山々を眺めながらの綺麗な路面が続き、最高に気持ちいいダウンヒルです!
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ただ、雨風が強くなり、段々と辛くなってきました。雨は想定しておらず、レインジャケットもありません・・・中盤以降は凍えながら、慎重に下ります。。
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寒さに震えながら、「cafeことだま」さんに駆け込みます。入ってすぐのストーブが、ほっとさせてくれました。古民家を改装した店内は、誰もがほっとするような穏やかな雰囲気です。雨風から逃げるように予定外に入ったお店でしたが、雨宿りするにはぴったりの場所でした。
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折角なので、コーヒーとケーキを。消費カロリー以上に食べてばかりな気がします・・・美味しくてあっという間に食べ終わってしまいますが、雨が暫く降り続き、長居させて頂きました。
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ほとんど小雨になったので、「稲渕の棚田」を抜けて、「芋ヶ峠」を目指します!
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棚田を抜ける時、タイミングよく少し晴れ間が出ました!日が傾きかけて、すっごくいい感じです。飛鳥っていいところだな~と改めて思います。本当に穏やかで長閑、住みたくなる場所です。都だったことが頷ける風景でした。
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さらに芋ヶ峠を目指して奥へ。道は少し細くなりますが、勾配は緩く快適に走れます。横には飛鳥川が流れます。
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段々と薄暗く、人影は全くありません・・・・・お化け的なものがかなり苦手な私は、既にここで恐怖を感じています。。
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頭上注意の看板が。路面も悪く、先行きが怪しくなってきます。数人なら大丈夫ですが、一人だと不安になりますよね・・
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これ以上はパンクのリスクが高すぎる!と言い訳をして、引き返す事にしました。飛鳥の山は神聖過ぎて怖いです。芋ヶ峠制覇はまた今度、友人を連れて行くことにしました。
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引き返し、開いた道に出てほっとします。帰りは緩やかな下り、これもまた気持ちいいんです。
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雨宿りで時間をロスしてしまいましたが、なんとか夕暮れに戻ってくることができました。(芋ヶ峠でパンクしなくて良かった。。)
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今回は荷物を最小限にするため、お風呂セットを持って来ませんでした。着替えが準備できるかたは「太子の湯」もおすすめです。疲れを癒して帰りましょう。
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すっかり暗くなってしまったので、念のために準備していた輪行セット(自転車を電車に乗せるための収納袋など)が役立ちます。
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近鉄の橿原神宮前駅からだと、始発電車が多く、輪行がしやすいですね。迷惑になりにくい位置を確保できました。
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輪行の準備をしていたおかげで、雨宿りをしても夕暮れギリギリまで飛鳥を楽しむことが出きました。むしろ、飛鳥の夕暮れはすごく綺麗なので、昼間に帰ってしまうのはもったいないかもしれませんね。
もちろん自走でも、自転車を車で運んでも、色々な楽しみ方がありますね。しっかり走りたい方は峠を、ゆっくりブラブラしたい方はカフェや歴史スポットをまだまだまだまだ見どころがありそうなので、何度も行きたいスポットです。おすすめです!
これからもサイクリングスポットをどんどん探しますよ。お楽しみに!
※冬のライドはウェアの着方がすごく大切です。汗冷えは風邪の原因にもなりますので、しっかりと準備しましょう。こちらもご覧ください。

鈴木 恒