ロードバイクインプレッション！DOMANEドマーネ乗り比べ！

TREKWORLD(トレックワールド)2017ではDOMANE（ドマーネ）を中心に沢山のバイクが試乗可能となっております。

各スタッフしっかりと乗り比べをしてきました！

試乗会場の雰囲気を動画でお伝えしています。

まずは注目の新モデル、素晴らしい快適性をもつロードバイク、

DOMANE(ドマーネ)シリーズの簡単な紹介動画です。

ここからは今後ツーリング用バイクとして特に注目度の高くなりそうな

DOMANEディスクブレーキモデル等を中心にそれぞれ特徴をご紹介していきます。

軽量なアルミフレームにコンポーネント(変速機類の総称)に105を採用した

コストパフォーマンスが非常に高いモデルです。

また一般的なロードバイクでは23~25mm幅のタイヤが装着されていますが、

こちらのモデルは32mm幅のタイヤを装着しております。

細いタイヤと比較するとより路面をしっかりと捉える事ができる為、

コーナリング時や悪路での安定感が飛躍的に向上しています。

原　「アルミフレームでディスクブレーキ、更に幅広のタイヤと聞くと一見、重量的に不利かな？と感じますが、見事に裏切られますね(笑)」

鈴木　「そうですね、確かにキャリパーブレーキモデルよりは僅かに重量が増加しますが、逆にそれが安定感に繋がっているように感じます。レースに出る様なロードバイク上級者ならばともかく、初めてロードバイクに乗る方ですと、あまりに軽過ぎるバイクはクイックなコーナリング時やウェットな路面でのトラクションコントロールが難しいですからね。」

原　｢そうですね。天候を問わない高い制動力とDOMANE独自の快適性、太いタイヤを駆使して、通勤、通学はもちろん、週末のフィットネス目的での使用なんかも良いのではないでしょうか？｣

鈴木　｢ロードバイクデビューを考えているけれども乗るのが難しいのでは・・・？と躊躇されている方こそこういった安定感の高いモデルがピッタリですね。｣

＊キャリパブレーキモデル。タイヤ幅は28mm幅を採用。

フレーム素材にTREK独自のOCLV500カーボンを使用。

基本のフレーム形状はトップグレードのDOMANE SLRシリーズと共通しており

(DOMANE SLRシリーズはOCLV600カーボンを使用)

アルミフレームモデルと比較しフレーム重量や振動吸収性能がより高い次元でまとまっています。

森光　「乗った瞬間、こんなに楽に走れるバイクがあるなんてすごい！と思いました。道路上のマンホールやアスファルトの隆起しているポイントを選び走行しましたが、サドルから伝わってくる衝撃はもちろん、ハンドルに伝わる大きな衝撃も角が取れて凄くマイルドでした。」

原　｢これはDOMANEシリーズ全てに共通して言えることですが、基本となるハンドルの高さも他のトレックバイクに比べ少しだけ高い位置にあります。それもあって前傾姿勢がきつくなり過ぎずとても楽に乗れますよね。また、初代のDOMANE5シリーズ(OCLV500を採用)に比べ、ペダルに高い負荷をかけた時にフレーム全体のしなりが少なく、より推進力へ変換されているように感じました。特にダンシング時にはかなり顕著に感じましたね。｣

鈴木　「それにこれだけ軽量なバイクなら登坂性能も十分。速く登ると言う意味ではEMONDAに軍配が上がるように思いますが、楽にのんびり登って、峠を楽しめるバイクですね。週末サイクリングだけではなく、たまにはサイクルイベントやヒルクライムも出てみたいなという方にオススメですね。」

森光　｢DOMANESL6は週末サイクリングやサイクルイベントを楽しんでいる全ての方にオススメしたいですね。｣

上記のDOMANESL6の性能に加えDISCブレーキを搭載したモデル。

加えて軽量なカーボンホイールを装着し、見た目のインパクトも強力なモデル。

原　｢ALR5 DISCと比べてディスクブレーキ自体のグレードがアップしているので、下り坂なんかで時速40キロ以上出ている場合でもガツンとブレーキが効きますね。ブレーキの効きはじめるタイミングが比較的早くて、キャリパーブレーキと違いがあるので少し慣れはいるかなと思いますが、峠を含めて50キロ程度乗ればそのギャップは解消できそうですね。｣

鈴木　「週末サイクリングやツーリング志向の方なら時速30キロ未満で走行するので標準の32mm幅のタイヤがオススメです。サイクルイベントやヒルクライムもたまには出てみようかなという方でしたら、28mm幅のタイヤに交換するとより高い速度域での走行にも対応できそうですね。」

DOMANEシリーズのトップグレードモデル。

600OCLVカーボンを採用し、フロント変速機台座や、

ホイールエンド部分もカーボンで成型されており、正に真のフルカーボンバイクです。

更にリアISOSPEEDに調整機能を搭載し、乗り手の体重や好みに合わせて、

シートチューブのしなりを変えることができる、。

他のメーカーには真似できない、TREKの最先端カーボン技術の結晶バイク。

*TREKのDOMANEテクノロジー紹介動画です。

森光　「リアISOSPEEDの調整機能があるから、走るシーンに合わせてしなり量を変えれていいですね。同じバイクに乗っても体重が50キロの人と80キロの人ではフレームにかかるプレッシャーは変わりますからね。新機能の搭載で皆が等しくISOSPEED体験ができるようになりましたね。」

原　「OCLV500を採用したDOMANE SLシリーズと比べて更にカチッとした感じが増していますね。最初から上級なアルミホイールを履いているので、ヒルクライムレースに即投入できそうですね。でも本領はグランフォンドやエンデューロ系イベントですかね。このバイクなら他の参加者に比べて軽量さと快適性で圧倒的なアドバンテージを持てそうですね。」

鈴木　「サイクルイベントもいいですが、琵琶湖一周150キロなどのファンライドでもいいですよ。とにかくロングライドを楽に走りきりたいならこのバイクを選べば間違いはないですよ。ただ、リアISOSPEEDの調整は機能を頻繁に使用するとフレームを痛めかねないので、ある程度自分のベストな乗り心地を見つけたら動かさないほうが良いかもしれないですね。」

また試乗会場には昨年発表されたMADONE9も豊富に用意されていました。

白紙の状態から新たに設計し直した究極のエアロロードバイク。

一般的なエアロフレームにありがちな異常なまでの快適性の低さはありません。

DOMANEにも採用されるリアISOSPEEDテクノロジーをフレーム内部に再現。

エアロで速いのに快適。相反するはずの性能が一つになりました。

鈴木　「昨年もたっぷり乗りましたがやっぱりMADONEはテンションが上がります！試乗車にはスピードセンサーはついていませんでしたが、特に時速30km後半くらい？の静かな伸び、スーッとした穏やかな加速感は高級自動車のようですね。」

原　「そうですね。今年もしっかり乗り込みましたがやっぱりいいですね！レース用マシンとして選ぶなら僕はMADONE1択ですね。加速性能、快適性、そして唯一無二のスタイリング。どれをとっても妥協を感じない作りこみですね。詳細は昨年の鈴木インプレッションを参考にしてもらうとわかりやすいですが、1年経って変わらぬ感想にMADONEの魅力の強さを改めて実感しました。｣

森光　「フレームが縦に薄いだけに剛性が低そうに見えますが、乗ってみるとそういう印象は全くありません。エアロ効果を求めただけのフレームではなく、剛性、乗り心地とのバランス感覚が凄いと思います。これも欲しいな・・・・」

また、トレックロードバイクラインナップには軽量なオールラウンドバイク「EMONDA(エモンダ)」もあります。残念ながら今回のトレックワールド試乗コーナーでは女性用のみでしたが、以前スタッフそれぞれみっちり乗り込んでおります。

さらにバイシクルカラーではEMONDAの試乗車をご用意しております。

サイズ50　推奨身長160~167センチ

サイズ52　推奨身長165~172センチ

サイズ54　推奨身長170~177センチ

サイズ52　推奨身長165~172センチ

サイズ47　推奨身長155~162センチ

各モデルともに特徴がありますので、自分に合ったバイクはどれだろう？

という方は是非店頭にてスタッフにご相談ください。

トレックワールド2017の様子は、こちらの記事をご覧ください。

パーツの紹介はこちらの記事をご覧ください。

鈴木　恒

原　一矢

森光　竜太郎