ロードバイクやクロスバイクにとって、
チェーンの洗浄と注油は必須のメンテナンスです。
私のロードバイク「MADONE(マドン)9」のチェーンの洗浄&注油を行いました。
最近の雨もありチェーンはかなり汚れています。
※画像をクリックすると拡大します。
よく見ると古いチェーンオイルに微細な砂も付着しています。
また目に見えない鉄粉がチェーンのリンク部の摩耗を進行させます。
チェーン洗浄で便利な道具がこちら。
ParkTool(パークツール) CYCLONE(サイクロン)
¥3,520-(税別)
使用方法は簡単です。まず容器の中に洗浄剤を入れます。
店ではWAKO’S(ワコーズ)のパーツディグリーザーをお勧めしています。
防錆成分が配合されておりますので、洗浄後の錆の発生を抑えてくれます!
(こちらの洗浄剤は水道に流してもOKです。)
チェーンに被せる様にセットします。この時チェーンは、
フロントは大きいギア、リアは小さいギアに掛ける事がコツです。
ペダルを逆回転してチェーンを動かします。
あまり高速に動かすとチェーンがギアから外れますのでゆっくりと。
2~3分も回せばチェーンの汚れはきれいに落ちてくれます!
中の汚れた洗浄剤を捨てて容器を水で洗います。その後中にきれいな水を入れます。
今度は上記と同じ要領で水でチェーンを洗います(濯ぎ)。
水が汚れたら綺麗な水に変えて濯ぎを3回ほど繰り返します。
するとチェーンはこの様にピカピカに!
雑巾やウエスで水気をしっかりふき取ります。
出来ればこのまま風通しの良いところで20分程乾かしたいところですが、
時間がない場合はこのままチェーンオイルを添付してOKです。
ただし、水置換性といった湿気を追い出す性質をもったチェーンオイルに限定してください。お店ではWAKO’Sのチェーンルブをお勧めしております。
洗浄する頻度は、バイクの使用環境やチェーンオイルの種類によって異なるので
一概に言えませんが、200~400kmに一度は洗浄したいですね。
また、あくまでも注油と洗浄はセットで行いたいですが、もしチェーンが真っ黒に汚れていなければ、1回くらいは洗浄を省いてチェーンオイルの添付だけでもOKです。
丹 宇響