スポーツバイクの部品には寿命があります。点検の大切さ。

スポーツバイクの部品には寿命があります。点検の大切さ。

2017-11-15T15:45:12+00:00 2015/02/16|ニュース|

写真は、先日メンテナンスにお持込いただいたロードバイクの変速機です

1-DSCF1055.JPG

画像では中々お伝えできないのですが、
金属プレートと車体への取り付けバンドの接合部に “ガタ” つきが見られます。
上下の写真で、チェーンと金属プレートの隙間が
ほんの僅かに違うのがお分かりいただけますでしょうか?
指で軽く動かしてこれくらい位置が変わると、
正確な変速はできなくなってしまいます。
1-DSCF1053.JPG
1-DSCF1054.JPG
もしこのまま走行すると、
音が鳴ったり、チェーンはずれが起きやすくなります。
しかし、この部分はネジで止めあるわけではありませんので、
締め直したりはできません。
ガタつきが出るまで使用した場合は、変速機の交換になります。
通常、変速機は「消耗品」としては扱われませんが、
走行距離や使用状況によっては1・2年で交換する場合もあります。
点検にお持ちいただく自転車の変速機の動きをチェックする際、
正しく調整しても、僅かに動きが不自然な場合があります。
その時、走行距離や使用状況を詳しくお聞きしてみると、
部品の寿命を超えて使われているケースが多いです。
部品の耐久性は、変速機などのパーツセット(コンポーネント)
グレードによっても異なります。
自転車選びの際に毎月の走行距離などによって
お勧めするバイクが変わる理由でもあります。
 
タイヤやブレーキのゴムなどは交換時期が気になりやすいのですが、
他のパーツは購入時からずっとそのままという事が多いです。
特に、チェーンは寿命を超えて使われているケースが多いですね。
一般的に、4000km程の走行で交換します。
大きな力が加わる部品ですので、少しずつ伸びてしまうからです。
伸びたまま使用すると、歯車の部品にも悪影響が出て、
周りのパーツの寿命も短くなってしまいます。
また、伸びていなくても、金属が削れて変速の性能が低下している場合、交換します。
当店では定期点検時、変速機性能も見た上で、
専用器具でチェーンの伸びをチェックします。
1-DSCF1057.JPG
万が一走行中にチェーンが切れてしまうと、大事故にも繋がりかねません。
しかし、ご自身で寿命に気づくことは難しいですね。
やはり定期的にメンテナンスにお持ちいただくことがすごく重要です。
当店でご購入のバイクは、点検・簡易調整を無料で行っています。
各部品の寿命に気づくためにも、こまめに定期点検にお持ち下さい。
—————奈良のスポーツバイク専門店 Bicycle Color バイシクルカラー———
 
バイシクルカラーはTREK(トレック)の展示台数が奈良県No1を誇ります。
年間約300台の販売からTREKバイクの特徴や必要なメンテナンス項目、豊富な技術情報、補修部品の迅速な手配が可能です。
購入時だけでなく購入後も安心してお任せください。
ご購入頂いたスポーツバイクは、点検・簡易調整が生涯無料です。
 

 

スポーツバイクに乗ると、分からない事や気になる事たくさんが出てきます。

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