カタログの数値だけでは図れない、ユーザーの使い勝手を考慮した設計は
このバイクの大きな魅力です。ですが「カタログには表れない」=「わかづらい」かもしれませんね。
そこで今回はカタログではわかりづらい点に絞り、
FXの特徴を5つご紹介いたします!
それでは順番に見ていきましょう。
・その1 頑丈なホイール!
通勤や通学はもちろん多少の砂利道を走行する事を想定し、ホイールはとても頑丈に設計されています。
FX1、FX2、FX3のホイールはスポークという車輪を構成する部品の本数が前後ともに32本となっており、
他メーカーのクロスバイクだと前輪24本、後輪28本などがよくありますのでFXはスポーク本数が多い事がわかります。
ではスポーク本数が多いホイールのメリットとデメリットはなんでしょうか?
-メリット-
・1本あたりの負荷が下がるので折れたりしづらい。(そもそもスポークは折れる可能性がある部品なんですよ)
・全体のバランスが崩れにくい。(バランスが悪くなると車輪外周部が波打ちブレーキパッドに接触したりします)
・クッション性に優れ乗り心地がよい。
つまり頑丈で乗り心地にも優れるホイールという事になりますね。
-デメリット-
・重い(1本あたり10~15gの増加)
・空気抵抗が増加する。
デメリットは高級なスポークを使用する事で改善することも可能ですが、
値段が跳ね上がるため採用されることはまずありません。
(高級なスポークは1本あたり300~500円もするのでそれを前後輪合わせ50本以上使用すると…)
皆さんにとっては頑丈さと100~150gの軽量化であればどちらが重要でしょうか。
通勤・通学で毎日使う事もありますのでやはり頑丈さを重視したいとは思いませんか?
・その2 タイヤも頑丈で安定感が抜群です!
続いてタイヤです。FX1とFX2は35mm幅、FX3には32mm幅のタイヤを装着しておりますが、
実はシティサイクル(ママチャリ)とあまり変わらない太さなんです。(ママチャリのタイヤは34~35mm幅)
太いタイヤの方が変形やパンクに強く、乗り心地にも優れます。
サイクリングロードをかっ飛ばしたい方は細めのタイヤが軽くて速いですが、
それならそもそもロードバイクを選んだ方が賢いかもしれませんね。
・その3 メンテナンス性に優れたワイヤーの取り回し!
スポーツバイクには変速とブレーキのワイヤーが計4本あります。それらは消耗品で、
1年~1年半程で錆や汚れ、紫外線による劣化のため交換が必要となります。
(保管方法や乗車回数により交換時期の目安は大きく変動します。)
FX1、FX2、FX3はワイヤーが外装式となっており、内装タイプに比べ交換作業も短時間で済みます。
ほぼ毎日通勤・通学で使用されている方にとっては修理期間が短く済むことは大きなメリットですね!
・その4 選べるブレーキシステム!
FX2とFX3には異なるブレーキシステムを搭載したモデルがラインナップされています。
ブレーキシステムはVブレーキモデルとディスクブレーキモデルがあり、それぞれ特徴が異なります。
Vブレーキ
・軽い(ディスクブレーキモデルと比べ約600グラム軽量)
・ブレーキパッドの減り具合が容易に確認できる
・シンプルな構造な為、安価。
ディスクブレーキ
・雨天時でも制動力が低下しづらい
・ブレーキレバーの握りが軽くて操作しやすい(特にFX3DISCに採用される油圧式)
・油圧式ならブレーキパッドが減ってもブレーキレバーの遊びがほとんど変わらない
これだけ特徴が異なりますので、例えば、
通勤や通学などで多少の雨でも走行する方はディスクブレーキモデルを。
休日に趣味でサイクリングをしたい方はVブレーキモデルをといった選び方ができますね。
・その5 豊富なカラーリングと価格帯!
FX2とFX3は全7色(ディスクブレーキモデルと女性専用モデル含む)からお選び頂けます。
シンプルで飽きのこないブラックやホワイトなどの定番色や、オレンジやグリーンなどの
元気が出そうなカラーまでを取り揃えています。皆さんはどのカラーがお好きですか?
・FX3/FX3WSD(女性専用モデル)/FX3 DISC(ディスクブレーキモデル)
7
・FX2/FX2WSD(女性専用モデル)/FX2 DISC(ディスクブレーキモデル)
いかがでしたか?
更にバイシクルカラーでは細部のグリスアップなどをしっかり行いながら組立て作業を行います。
錆防止に加え、変速やブレーキ操作も軽くなりますので同じバイクでも仕上がりに大きな差が生まれます。
組立て作業の様子はこちらをクリックでご覧頂けます。
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