先日、2017年モデルのEMONDA(エモンダ)SL5を電動コンポーネント(変速機類の総称)へとのせ替え作業を行いました。
元のコンポーネントはSHIMANOの105(イチマルゴ)5800系です。
元のコンポーネントを全て取り外し、新しいコンポーネントを取り付けしていきます。
新コンポーネントはSHIMANOのアルテグラDI2、R8050系です。
昨年リリースされたばかりの新型は従来機に比べ、非常にコンパクトで見た目もスッキリとしております。
こちらはフレーム内部に収納している配線類です。
この細い電気ケーブルで変速レバーや変速機本体、またバッテリーなどをつなげています。
また、こちらのお客様には「スプリンタースイッチ」を取り付けさせていただきました。
スプリンタースイッチは下ハンドルを握っている際の変速操作を行うスイッチとなっており、
わざわざハンドルを持ち替えたりする必要がなくなります。このようなスイッチを増設できるのはDI2ならではですね。
続いてこちらもオプションですが、ワイヤレスユニットの取り付けもさせていただきました。
こちらがあるとGARMIN(ガーミン)のサイクルコンピューターに現在のギア段数などを表示させたり、
DI2のバッテリー残量が確認できるようになります。
*ワイヤレスユニットのフレーム内部への収納はメーカー非推奨です(正確に反応しない場合があります)
ワイヤレスユニットがあればシフトレバー先端に隠された新機能も使用可能となります。
下の写真の様に先端のボタンカチっと押すだけでサイクルコンピューターGARMIN(ガーミン)シリーズのページ切り替えができます!
今まで、ページ切り替えする際はハンドルから手を離し、一時的にですが片手運転をせざるを得なかったですし、
特に冬に厚手のグローブをしていると正確に操作できなかったりとヤキモキした事もあるのではないでしょうか?
また、長押しや2回押しなどの機能もあり、計測開始、停止やラップ計測開始、停止などを割り当てることができます。
いかがでしたでしょうか?
電動変速機なら変速の調整が狂うこともほとんど無く、マウスをクリックする感覚で変速操作ができます。
レバー本体もコンパクトで握りやすく良いことずくめですね。
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