TREK(トレック)にはカラーオーダーでバイクをご購入できるProject One(プロジェクトワン)というシステムがあります。
そのProject Oneを利用し7月にご注文頂いた1台が入荷しましたので、
写真多めで組立て作業をご紹介させていただきます。
*こちらのページは組立て作業の進行に合わせて随時更新いたします。→8月31日(金)組立てが完了しました。
DOMANE(ドマーネ)SLR6 ￥771,378-(税別)
カラー：John Degenkolb Cafe Racer
*価格はフレーム、コンポーネント、ホイール等も含みます。
*こちらのカラーは受付終了となっております
まずはProject Oneならではの美しいカラーリングをご覧ください。
8/27追記。組立て作業を進めています。
まずはコラムカットと呼ばれる作業です。
1枚目、にょきっと飛び出した部分が「コラム」と呼ばれ、その不要な部分をカットする作業となっております。
カット後です。
細かな部品の取付けも進めていきます。こちらはフロントブレーキです。
続いて変速とブレーキのワイヤーを通していきます。
ですがその前にアウターケーブル受けのネジにもグリスを塗布しています。
ネジ先端の赤っぽいのがグリスです。
適正な長さにカットしワイヤーを通していきます。
8/27追記。クランク・チェーンの取付けを行いました。
クランクセットはROTOR社の楕円チェーンリング、Q-Ringsです。
*こちらの製品はProject One内ではお選び頂けません。別注となります。
バイク本体と楕円ギア、2つの赤です。
続いてチェーンの取付け。
こちらも同ROTOR社のチェーンです。長さを計り適正にカットし繋げます。
*こちらの製品はProject One内ではお選び頂けません。別注となります。
バイク本体、楕円ギア、チェーンリンク部。3つの赤が揃いました。
8月28日追記。ブレーキ、変速機の調整作業です。
ホイールのブレーキゾーンに対し、正しくブレーキパッドが接触する様に、
ブレーキの角度や位置を調整します。これがいい加減ですと、ブレーキの音鳴りやパッドの偏磨耗に繋がります。
変速機の調整です。SHIMANO(シマノ)の後ろ変速機(リアディレイラー)は
現在のシャドータイプに変わってから、「Bテンションボルト」と呼ばれるネジの調整の重要度が増しました。
しっかり調整しないと、チェーンとギアの隙間が縮まりすぎて、「ゴロゴロ」と音が鳴ります。
また、隙間を広げすぎても変速性能が大幅に低下するので注意が必要です。
こちらは前変速機(フロントディレイラー)です。
TREKのハイエンドモデルはこの変速機をフレームへ取付ける台座もカーボンで成型されています。
その為、フレーム付属の専用パーツを使用し、変速機を固定する必要があります。
更に細かな調整を行い完了。後ろ、11段、前2段のギア組み合わせです。
変速機は取付けや調整が肝です。これがしっかりできているとストレスなく全ギアスムースに駆動してくれます。
*8月28日追記。細かな仕上げ作業です。
ドリンクホルダーを装着していきます。
ドリンクホルダーは、1個24グラムの軽量フルカーボンです。
フレームとワイヤーが接触する部分には塗装保護用のステッカーを貼ります。
*8月31日追記。組み上がりました。
*上記の完成状態には冒頭に記載の金額に加え別注パーツをいくつか含んでおります。
更新は以上です。
Project Oneなら、お値段は張りますが夢の一台を作り上げる事ができます。
そしてその第一歩は、シミュレーションをしてみる事なのではないでしょか？
Project Oneはこちらをクリックでシミュレーションをお楽しみいただけます。
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バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店 原一矢