バイシクルカラーはTREK(トレック)バイク専門店です。
TREKのクロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイクの事はお気軽にご相談ください。
マウンテンバイク向けのアップグレードアイテムとして人気が高い、ドロッパーシートポスト。
聞きなれない方が多いかもしれませんが、マウンテンバイクでは非常に有用なアイテムです。
BONTRAGER Line Dropper(ドロッパーシートポスト) ¥23,056-
シートポスト径 31.6mm
長さ(トラベル) 350mm(100mm)/395mm(125mm) の2種
*配線がシート内部を通るワイヤー内装式のみです。外装式はありません。
ワイヤー類とコントロールレバー(左用)など必要な部品はすべて付属します。
別売りで縦に押し込むタイプのコントロールレバーもあります。¥3,700-(税別)
付属のレバーではシフトレバーと干渉する。右側につけたい。といった場合にはこちらがお勧めです。
装着すると、ハンドルにある手元のレバーでサドルの高さを上げ下げできるようになります。動作は事務イスと同じ感じです。
特にダウンヒルに有効なアイテムで、重心位置を下げればふらつきや、前につんのめり前転しそうになる恐怖から開放されます。
オンロードや簡単なセクションは適正なサドル高で。下りコースはシートを下げて。といったセッティングの変更が間単に行えます。
*実際にはレバーを押した際、サドルに加重がかかっていないとシートは下がりません。この点も事務イスと同じです。
こちら2枚の写真はTREKのレーシングサイトより転載。
どちらも激しい下りを攻めているかっこいい写真ですが、バイクの角度を見てください。バイクが進行方向に傾斜していますよね。
この時、サドルの位置が高いとハンドルに重心が来てしまい、前転してしまうことがイメージできますでしょうか。
ちなみに2人とも更に重心位置を後方にすべく、サドルから腰を浮かせ、おしりが後輪直上まで来ています。
ビギナーの方でこのようなコースを走る事はあまりないかもしれませんが、もっと簡単なセクションでも効果は十分にあります。
マウンテンバイクに不慣れなうちは恐怖心を克服する事が大事です。その手助けをしてくれるのがドロッパーシートポストなのです。
組み付けは車種により難易度が異なります。
今回、組み付けを行ったTREK(トレック)のProcaliber9.7SLはワイヤーがすべてフレーム内を通る仕組みなので、少し難しい方でしょうか。
まずは元のシートポストを抜き、出入り口付近を清掃。
ワイヤーを通していきます。
シートポスト下部にワイヤーを繋ぎ、フレームに差し込んで固定します。
手元のレバーでワイヤーの張りを調整。
最後にサドルを付け替え、動作確認をしたら完了です。
20万円以上のマウンテンバイクなら多くの車種がドロッパーシートポストに対応しています。
*非対応、またはワイヤーが外装式のフレームの場合などもありますので取り付けは一度ご相談ください。
また、2018~2019年モデルのX-Caliber(エクスキャリバー)、2019年モデルのMarlin(マーリン)など、
最新モデルなら、比較的価格を抑えたマウンテンバイクでも取り付けが可能です。
私(原)のFuel EX8には初期装備としてドロッパーシートポストが付いていました。
下りのみならず、上りの傾斜がきつい場合も有効です。後輪のグリップが足りずタイヤが滑ってしまう場合にも、
サドルを下げる事でグリップが増します(上体を伏せて重心を下げ、安定させることもできますが)
多少重量は増しますが、この様なギミックが自分のバイクにあるというだけでなんだか気分が盛り上がりませんか?
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バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店 原一矢