TREK(トレック)の最新e-bike、Verev+2(ヴァーブプラスツー)で春日山遊歩道を走ってみました。アシストの実力はいかに!?

TREK(トレック)の最新e-bike、Verev+2(ヴァーブプラスツー)で春日山遊歩道を走ってみました。アシストの実力はいかに!?

2019-11-25T11:54:54+00:00 2019/11/25|ニュース, 展示車のご紹介|

TREK(トレック)のクロスバイクタイプe-bike、VERVE+2(ヴァーブプラスツー)で春日山遊歩道を登ってみました!

春日山遊歩道は、斜度10%を超える砂利道の登坂区間が約2km続きます。
奈良で育った方なら、小~中学校時代に遠足で歩いた経験もあるのではないでしょうか。

実際、e-bikeでこのような道ばかりを走る事はないのでしょうが、e-bikeを日常の足としても検討されている方に、
「これぐらいまでなら走れるぞ!」という事をご覧いただき、街中に点在する荒れた舗装や田んぼの畦道などは、
まったく問題なく走れる事を確認していただきたい。というわけです。

さて、近鉄奈良駅前の道を東に進み、奈良公園を突っ切れば、遊歩道入り口に到着します。 

私(原)は過去に何度も走った事がある道です。
基本的にいつもマウンテンバイクですが、1度だけロードバイクのDOMANEでも走った事があります。

私のマウンテンバイクは走破性の高い太いタイヤ(約61mm)に、
低速でもバランスが取りやすい幅広のハンドル(760mm)、リア50Tの超軽ギアなど、登坂能力に優れた仕様です。
景色や空気感を楽しむ為、時速5~6km程度の超ゆっくりペースで走りますが、
毎回、それでも頂上に着く頃には大量に汗をかいており、シャツやヘルメットはびちょびちょです。

ノンアシストでは、バイクを登坂に強いセッティングにしても、それなりに(かなり?)運動強度が高い事に加え、
坂道故にどうしても走行速度がゆっくりになるので、風を浴びて汗がひいていく事もありません。

走ってみた結果から言うと、e-bikeならとても楽に登れました。
じんわりと汗ばむ程度の軽めの運動という感じで、とても清々しいサイクリングとなりました。

主にスポーツモード(上から2番目のアシスト力)で走行しましたが、やたら力んだりするシーンは無く、
平地を走るよりも僅かにペダルが重たく感じる程度でした。

ちなみに、最もアシスト力に優れるターボモードで走れば、もっと楽に走れます。
但し、当然ですがバッテリー消費量が増えますので、斜度がきつくなった瞬間や、
体力が減ってきた後半に使う程度に留める方が良いかもしれません。

それでは細かい解説をしていきます。

路面は終始こんな感じの砂利道を走ります。小豆大~胡桃大の小石が敷き詰められた道です。

途中、拳大の石が埋まっている箇所なども多々あります。
大き目の石を通過する際、ノンアシスト車で時速5km前後の低速ですと勢いが足らず、停止しそうになります。
その際、ペダルを「ぐっ」と強く踏み込んで、乗り越える必要がありますが、これが結構しんどいです。

e-bikeならほんの僅かにペダルを強く踏むだけでアシスト力が高まり、乗り越えてくれます。
この際、廉価なユニットを積んだバイクだと、ぐんっと一気に加速し過ぎてしまい、体が取り残されような感覚になりますが、
BOSCH(ボッシュ)製の優れたセンサーユニットを搭載したVerve+2ならとても自然なアシストで、
バイクが勝手に進んでいく様な不安な感覚はありません。

走行中、ハンドル中央のモニター右上には、現在選択しているアシストモードと、アシストパワーのインジゲーターが表示されます。振動で写真が少しピンボケですが、アシストモードは上から二番目の「スポーツ」を選択しており、アシストパワーは約4割出ています。瞬間的になら、インジケーターの5~6割くらいまでアシストがかかる事はありますが、最大までいく事はほとんど無く、まだまだとんでもない急な坂道でも走れる予感がしました。

登り終わり、頂上についた時には、アシストで走れる残り距離は13kmになっていました。
しかし、画面上のバッテリー残量はまだ半分以上残っています。
結局、この後奥山方面も走り、自宅まで帰りましたがバッテリーは半分残っていました。

ちなみに、充電が満タンの状態から、春日山サイクリングと通勤での往復を含め約65km、獲得標高1000m程走りました。
これだけ走り、バッテリー残量は5段階中2番目(30~40%程度?)でした。

実感としては「かなり優秀だな」と思います。特に春日山の上りは、アシストに相当頼っていましたし、
通勤ルートにも短いアップダウンが点在する為、アシストが活きる場面が多かったです。

バッテリー消費は選択するアシストモード、ギアチェンジの活用、気温、風向き、勾配、ストップアンドゴーの回数、積載重量など、様々な要因で変化しますので一概には言えませんが、充電さえしっかりしておけば、100km走行でもバッテリー切れを心配するような事はなさそうですね。(残量ギリギリまで粘るのは精神的に不安ですが…)

当店のある、近鉄学研奈良登美ヶ丘駅付近は坂に恵まれています。(?)

鹿ノ台、登美が丘周辺、学園前、富雄、生駒、高の原周辺(桜ヶ丘、兜台、右京、左京、朱雀)、精華台、光台、木津川台、
上記あたりはどこへ出かけようとも大体坂に出くわします。というか坂の途中に住んでいる感じですよね。

サイクリングは、ランニングやウォーキングと比べ、着地衝撃による膝への強大な負荷や、内臓が動き気分が悪くなることはありません。しかも運動効率はサイクリングの方が良いと言われています。
*サイクリングはウォーキングの約2倍、ランニングの1.3~1.5倍のカロリーが消費されるそうです。

つまり、怪我や体への負担も少なく、効率的な運動なのです。
おまけに、運動の持続時間にも優れます。初心者でも1~2時間程度なら無理なくサイクリングできますが、
ジョギングをいきなり1~2時間するのはかなり無理があると思います。

当店ではTREK(トレック)のe-bike、Verve+2(ヴァーブプラスツー)の試乗車をご用意しています!
周辺の坂道、(特に鹿ノ台がおすすめ)をお客様ご自身の足でお試しいただけます。
e-bikeの良さは乗ってみないとわかりません。試乗はスタッフまでお気軽にお申し付けくださいね。

奈良市・天理市・東大阪市のTREK(トレック)ロードバイク・クロスバイク・MTB専門店。
バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店 原一矢