テック作業、「バーテープ交換」と「チェーン交換」の様子をご紹介!あなたのバイクは大丈夫ですか?

テック作業、「バーテープ交換」と「チェーン交換」の様子をご紹介!あなたのバイクは大丈夫ですか?

2019-11-05T16:22:09+00:00 2019/11/5|ニュース|

最近行ったメンテナンス作業を3つご紹介します。

まずはバーテープの交換です。
ロードバイクのドロップハンドルに巻かれたクッション兼滑り止めの役割を果たすバーテープですが、
よく握る部分やドロップの先などは摩擦や立てかけた際に汚れたり破れたりしてしまいます。

シフトレバーのカバーに覆われた部分(指差し部)は新品同然です。見比べると古さが際立ちますね。

新しいバーテープに交換しました。定番のゲルコルクタイプ。
商品代2,300円(税別)にメンバー様価格工賃500円(税別)でした。

もうひとつバーテープ交換です。
恐らくお客様ご自身で巻いたと思われる物ですが、引っ張りが足りず全体的にたるみが目立ちます。
このままでも当然乗車可能ですが、割と早期に緩んでほどけてきてしまうでしょう。

一見そんなに汚れていないように見えますが、解いてみると境界部分がはっきりわかりますね。

同じバーテープの新品に交換しました。
ただテープをくるくる巻いているだけに見えますが、病院で巻いてもらった包帯が緩みにくいのと同じで、
バーテープ交換作業は、案外微妙な力加減が重要で、‘ちゃんと巻く’のは簡単そうで難しいです。
こちらも商品代2,300円(税別)にメンバー様価格工賃500円(税別)でした。

続いてチェーン交換です。

チェーンの磨耗や劣化はなかなか目視判断しにくいですが確実に進行します。
寿命はチェーンの洗浄頻度やオイルの塗布量などによって大きく変わりますが、
11速のロードバイクでおよそ3000km前後が目安でしょうか。

チェーンの磨耗度合いをチェックする専用ツールをはめ込みます。
このツールがはまるという事は磨耗が進行しており、チェーンとギアのピッチが合い難くなっており、
変速をした際にチェーンの動きがもたついたり、異音がする場合があります。
加えて、前後のギアも磨耗し易くなりますので、無理に長く使用する方が非経済的だったりします。

古いチェーンを排し、新しいチェーンを通していきます。
自分で作業をされる方ですと、リアディレイラー(後ろ変速機)のプーリーケージ内の通し間違いが多いですね。

チェーンピンで繋げます。クイックリンクと呼ばれる比較的容易にチェーンを着脱できる接続方式もありますが、
着脱を繰り返すと結合が弱くなるので、再利用はNGです。が、「まぁ大丈夫やろ!」という具合に、
何度も繰り返し着脱してしましい、それが原因でいつかトラブルになりますので、ピン固定が確実で好ましいと思います。

新しいチェーンはCN-HG901。デュラエースグレードのチェーンです。
新品なので、先ほど使用したチェックツールの先端(左端)がチェーン上端に引っかかって中まで入り込みません。
商品代5,223円(税別)。工賃はメンバー様は無料です。

ご紹介の作業はほんのごく一部です。この様な作業を日々大量に行っておりますが、
走行距離、保管状況はもちろん、製品の品番毎に特徴や耐久年数などが違います。

お客様のバイクにどのようなメンテナンスが必要で費用がどの程度になるかは、
実車を点検するのが一番です。まずはお気軽にご相談くださいね。

奈良市・天理市・東大阪市のTREK(トレック)ロードバイク・クロスバイク・MTB専門店。
バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店 原一矢