【試乗車のご紹介】Emonda SL6 DISC 2021年モデルに、Bontrager(ボントレガー)最高峰グレードの、Aeolus3 DISCカーボンホイールを装着しました!

【試乗車のご紹介】Emonda SL6 DISC 2021年モデルに、Bontrager(ボントレガー)最高峰グレードの、Aeolus3 DISCカーボンホイールを装着しました!

2020-07-27T15:36:51+00:00 2020/07/27|ニュース|

大森です。
当店試乗車のEmonda SL6 DISCに、Bontrager(ボントレガー)最高峰ホイールのAeolus3(アイオロス)を装着しました!
*当分この装備で継続していきますが、適時完成車ホイールに戻す場合もございます。予めご了承ください。

 

Emonda SL6 DISCにAeolus3を装着するとどんな走りが体感できるのか!?
実際に試乗していただき、加速感、巡航性能、乗り心地などを肌で感じてみて下さい!

 

こちらの装備で約70万円台の車体になりますが、Bontrager最高峰のカーボンホイールと組み合わせることで、フレーム(車体)とのバランスが良くなり、Emonda特有の機敏な走りや、登坂での俊敏な加速性、フレームが秘めている性能を100%最大限に引き出してくれます。

 

私は、完成車付属のホイール装備で実際に500㎞ほど実走しましたが、フレームの性能が100%と例えると、約45%ほどしか発揮できていないような感覚がしました。
勿論、完成車のままでも価格帯以上の充分な走りを兼ね備えているのは間違いありません。

 

Bontrager Aeolos(アイオロス)3は、強度、耐久性、漕ぎ出しが良いだけでなく、登り坂は勿論、平地での高速巡航性能も大幅に向上します。
また、リムハイト(リム面の高さ)が35㎜ですので、平地や登坂でのあらゆるコースにおいてバランスの取れた装備となっております。
ホイールを交換すると足回りがぐっと引き締まった印象となり、存在感と高級感を高いレベルに引き上げてくれますよ。

 


 

【インプレッション】

今回のフルスペックで、裏TOJ(ツアーオブジャパン)の登坂区間と、サイクリングロードの平地を実際にインプレッションしてきましたので、参考までに是非ご覧ください!

 

【平地を走行してみて】

時速30㎞までの加速はさすがハイエンドホイール、軽くペダルに力を加えるだけで前にグングン伸びます。
この装備ですと、ペダルに加える力に比例してどこまでも加速していきます。
そして、時速30㎞からトルクを駆けずに同じ回転数で巡行してみましたが、時速34㎞で巡行出来ました。
前回、Emonda SL6 DISCの完成車装備で同じ回転数を維持したままサイクリングロードを走行しましたが、時速31㎞でした。
ホイールを変更するだけで、約3㎞も巡航速度が上がっていることが分かりました。
一定のペースでこれほども速度が変われば、距離が伸びていくにつれ疲れの軽減や快適性に繋がります。

 

【平地で旧Emonda SLR DISCと比較してみて】

時速0~30㎞の加速は、圧倒的にEmonda SLR DISCに軍配が上がります。
機敏な反応に加え、軽さを活かしてターボが掛かった様にグイグイ加速します。
そして時速35㎞。
速度が上がるにつれSLRとの差は大きく開くのかと思いきや、そのまで大きな差は感じられませんでした。
速度の延びもEmonda SLRに負けないくらい伸びていきます。
淡々と同じ速度で走る場合は、もはや乗り心地と安定感に特化したEmonda SLの方が優秀でした。
しかし、この速度域から思いっきりトルクを駆けた際の反応はやはりハイエンドモデルのEmonda SLRが優秀です。

Emonda SLとSLRは全く格別の差があるイメージですが、ホイールを変更しフル装備にすることで、高速巡行域ではEmonda SLRと走りのパフォーマンスの差は大きく縮まるという事が分かりました。

 

【登坂(ヒルクライム)ではどうなのか】

登坂区間が得意なEmonda SLにカーボンホイールの性能が加わると、更に動きが機敏になり、速度の伸びも更に高まり、まるで自分が速くなったかのように感じます。
特に驚いたのは、勾配4%以内の坂道で速度が落ちにくいのです。
少ない力で速度が伸びてくれるので、登坂コース序盤は脚を休めながら登ることが出来るのです。
またこの区間は、車体がブレにくくコントロールもしやすいので、路面にしっかり前後輪がくいつきながら楽々と登るイメージです。

そして、勾配8%以上の激坂区間になると、Emonda SL6 DISCの完成車装備と大きな差はありませんでした。
この区間からは体幹部と脚力で車体をコントロールしていく必要があり、ホイールの違いで大きく変わるとは言えません。
しかし上記の様に、登坂コース序盤からカーボンホイールの場合は楽できますので、トータルのタイムでは圧倒的にカーボンホイール装備の方が速く、疲れも溜まっておらずまだまだ余裕がありました。


 

いかがでしたか?
ホイールをアップグレードするとどの様な走りになるのか、実際に体感してみないと分りませんよね。
そして、今回のフルスペックを試乗していただく事で、Emonda SLシリーズの走りは勿論、ホイールをアップグレードした際の走りのイメージを肌で体感していただけますので、是非この機会に試乗してみて下さい!
また、Emonda SL DISCシリーズやその他のロードバイクに乗られている方にも、是非一度試乗していただきたい1台です!

 


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