ディスクブレーキの点検、たまに行っていますか?? ロードバイクでロングライドに出かける際セルフチェックしてみましょう!

ディスクブレーキの点検、たまに行っていますか?? ロードバイクでロングライドに出かける際セルフチェックしてみましょう!

2021-02-15T14:29:46+00:00 2021/02/15|ニュース|

TREK(トレック)のロードバイクは、1車種を除きディスクブレーキへと変更されています。

今まで所有していたリムブレーキのホイールが使えない、輪行がやりにくい、自分での整備が行いにい等々の声も勿論ありますが、峠の下りや突然の雨、握力が少ない方の安全面などの観点から見ると、乗り物としての大きな進歩であ事に間違いありません。

今回は、そんなディスクブレーキに乗る方に予備知識として知って頂きたい内容です。
自分でパッド交換するといった方には特に必須となる内容です。

 

下は摩耗したパッド。摩耗しているとは言え、比較的厚みのある個所は1mmほど残っています。

 

ただし編摩耗しますので、薄い箇所を計測すると0.7mm程。
編摩耗の理由としては、使用におけるブレーキダストやその他汚れ等によりピストンがごくわずかに斜めに出たり、キャリパーやフレームの取り付け台座の精度等様々な事が影響します。

 

パッドが減り過ぎると板ばねと同じくらいの厚みになってしまいます。
板ばねの厚みが約0.3~0.4mm程、そしてパッドの残りが0.7mm程ですので、あと少ししか走れません。

 

このまま走り続けると、板バネもディスクローターに接触してしまいます。

 

ちなみに新品はこの様な感じです。パッドの厚みが十分ありますね。

 

ホイールが車体に取り付けられている状態で目視すると、矢印先端がパッドになります。写真は新品ですが目視で1mmを下回ったら交換を意識するのが良いでしょう。

 

パッドが減っても安定したブレーキ性能を維持してくれるのが油圧ディスクブレーキの大きなメリットですが、その分パッドが減っている事に気づきにくい事も実情です。
限界を超えるとブレーキを掛けた際に「ジャーッ」や「ギャーッ」といった普段鳴らない激しい音で異変に気付きます。
しかしながら、そのまま限界を超えて乗ってしまっているバイクもたまに見受けられます。

まずはセルフチェック、またはお店で点検してみましょう。

 

※パッド交換作業はピストンの出幅を整えたり、場合によってはピストンのクリーニングが必要となります。
予約での平日作業、もしくは預かり作業となります。事前にご相談(ご予約)頂けますとスムーズです。


 

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