先日、お客様のDOMANE(ドマーネ) SL5のハンドルを交換させて頂きました!
同じドロップハンドルでもその形状は様々です。
下の写真、手前のハンドルが元々取り付けされていたものですが、ドロップの形状がかなりコンパクトな事が分かるかと思います。
今回お客様のお悩みは、下ハンドルを持って長い坂を下る時、ハンドル周りのポジションがかなり窮屈で、余裕を持って楽にブレーキレバーを握る事が出来ないといった内容です。
そこで写真の様にドロップ形状がより広いハンドルへ交換させて頂きました。
下ハンドルを持った際にも、手のひら周りの窮屈感にストレスを感じることなく、余裕を持って下り坂でのブレーキ操作が可能です。
ところで、なぜそもそもお客様が長い下り坂を走るのかと言うと、こちらのお客様はフランスを始めヨーロッパ各地を自転車で旅されるのがライフワークの様になっている方です。
現地では2,000m超えの峠は当たり前で、登って下ってを1日で2~3回繰り返すこともあるとか。その為長い距離を下る事も多いとの事です。
ちなみに先日はツール・ド・フランスの期間に現地を走っておられ、先頭集団とメイン集団が通り過ぎるのを運良く目にすることが出来た様です。
下はその動画です。選手はもちろん、後を行くチームカーも圧巻ですね。
期間中、現地はお祭りの様な雰囲気で、TVのニュースでは連日ツール・ド・フランスで賑わうようです。
またコースに選ばれた町や村は、その事が誇りにもなる様で、町を挙げて選手が通過する道を、小さな石ころ一つ残さない様きれいに掃除するのだとか。
そんなエピソードからは、自転車レースが文化として根付いていることが伝わりますね。
話がそれましたが、お客様のバイクはこちらです。
TREK DOMANE(ドマーネ) SL5
少しトリコロールっぽい雰囲気もあるカラーコーディネートです。
海外は石畳や砂利道も多い事から、ブロックタイヤが安心との事です。
普段海外でロードバイクに乗る機会は少ないかもしれませんが、自転車は最もその地域の雰囲気を感じることが出来る移動手段だと思います。
私も数は少ないですが、海外をロードバイクで走った際は本当にその地域やお国柄が雰囲気で伝わってきます。
皆さんもぜひ自転車で様々な場所を訪れ、いろいろ発見してみてくださいね!
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日頃のサイクリングの様子はもちろん、年間1万キロ走るからこそわかる直感的なインプレッションもお伝えします。