お客様のEMONDA SL5に、電動コンポーネント「SHIMANO 105 Di2」を取り付けさせて頂きましたのでご紹介します!
ロングライドに沢山走りに行かれるお客様です。
Di2ならではの変速のしやすさ、またメンテナンス頻度の大幅な軽減等、Di2にご興味を持っておられました。
こちらは組み替えた後の写真ですが、かなりスッキリとしたハンドル周りです。STIレバーは無線通信ですので、ハンドル周りは油圧のブレーキホースしか存在しません。
それでは早速組み換え作業の様子です。
まずは完全にバラします。フレームは2020年モデルのEMONDA(エモンダ) SLグレード。
軽量ヒルクライムバイクとして誕生したEMONDAの雰囲気を残した、シンプルで細身のフレームです。
こちらが組み込むDi2パーツ類。初めにペアリングやアップデート、充電などを行います。
バッテリーは変速の回数や走行環境にもよりますが、一回のフル充電で約1,000km近く走れます。
組付ける際はアップデートや多段変速のカスタマイズ等をスマホで行います。※STIレバーはPCに繋げてアップデートを行います。
下準備を終えてフレームに組付けていきます。
こちらは油圧ディスクブレーキの作業。
オイルを充填します。
気泡が残らない様入念に作業を行います。
変速ケーブルが無いのでとてもスッキリとします!
機械式のSTIレバーと比較しても、とても細身で握りやすい形状です。またマウスをクリックするような感覚で変速出来ますので、いづれかの指先1本でもレバーに当てる事が出来れば変速が可能ですので、レバーの握り方のバリエーションを増やす事が容易です。
Di2は単に変速がモーターで動くだけでなく、柔軟なポジションをとる事が出来て、さらにメンテナンスも簡易になります。
またGARMINをペアリングさせれば、現在のギア位置やバッテリー残量も表示が可能です。
沢山の魅力を秘めたDi2コンポーネント。
これまではDura-ace(デュラエース)やUltegra(アルテグラ)等、高価なグレードしかラインナップがありませんでしたが、105が加わった事で一気にユーザーが増えています。
気になる方はぜひスタッフまでお気軽にご相談下さいね!
日頃のサイクリングの様子はもちろん、年間1万キロ走るからこそわかる直感的なインプレッションもお伝えします。