大森です。
11月と12月は、日頃のバイクのお手入れの方法として「バイクメンテナンス講習会」を行いました!
ところで皆様、日頃からご自身で愛車のメンテナンスを行っていますか?走ってそのままではないですか?
スポーツバイクのエンジンとなる身体は、睡眠をしっかり取ったり、時にはストレッチをしたりとリフレッシュしますよね。
機材も同じく、走ってそのままにせずに日頃からしっかりとお手入れする事は必要です。
いつでも綺麗に快適に、そして安全にサイクリングする為にも、メンテナンスの習慣を心掛けましょう!
まず基本となるのは「チェーンの洗浄&注油」です。
ご自宅で出来る愛車のメンテナンスの代表ともいえる内容です。
講習会では普段の接客ではお伝えしきれない、細かな注意点やコツを実演にてご説明しております。
作業中は汚れた洗浄剤がポタポタと床に落ちますので、屋外で行う事をお勧めします。
室内で行う際は、バイクの下にタオルや新聞紙、もしくは大きめのバット容器を置いて作業しましょう。
まずはチェーン洗浄の様子です。
チェーンの汚れの落とし方を、パーツディグリーザーとサイクロン(洗浄道具)を使用し解説しました。
ディグリーザーでの洗浄後は、水で濯ぎを数回行います。
ブログでは割愛させていただきますが、この濯ぎを何回も行い、しっかり古い汚れを落とすのがポイントです。
洗浄剤も様々なタイプがあり、今回使用したディグリーザーには防錆剤が含まれいる為初めての方でも安心です。
逆に、より洗浄力の強いクリーナーもありますが、防錆剤が含まれていない為しっかりと拭きあげて乾燥させる事が必要です。
店頭ではその辺りもご説明させていただきます。
最後に注油です。
チェーンオイルも沢山の種類があります。
今回はVipros(ヴィプロス)のBlue-no(ブルーノ)を使いました。(写真右)
Blue-no(ブルーノ)は、チェーン表面に薄い被膜だけを定着させ、高い耐久性はもちろん圧倒的な防汚性を確立させたチェーンオイルです。
溶剤は揮発しますので、数十分で綺麗に乾いたような印象になります。
また約30秒程でチェーン内部にまでオイルが定着するので、注油後直ぐに走りに行ってもOKです。
まるで新品の様に綺麗になりました!足回りが綺麗になると、変速の動きも格段に良くなります。
講習会ではチェーン洗浄&注油以外に、フレームのクリーニング方法やディスクブレーキのお手入れもご紹介させて頂きました。
特に最近のお勧めは、フレームのコーティング剤、Vipros(ヴィプロス)のクリーンイノベーター。
しっかりとよく振り、ウエスにかけてフレームに優しくなぞって拭きあげます。
ブルーインパルスのコックピットにも使用されている程、圧倒的な性能(撥水+光沢+保護の3層構造)が特徴です。
ライド中の泥跳ねも軽く拭きあげるだけで簡単に落ち、しかも6か月の持続効果で愛車を汚れや色褪せから保護します。
※頻繁に乗る方は2~3か月に1回がお勧めです。
いかがでしたか?
最近はSNSやYouTubeでメンテに関する動画やネタを多数見る事が出来る世の中になりました。しかし、皆様にとって全てが正解とは言えません。
例えば外観を全てピカピカにしたい場合は水と洗剤で洗うのもひとつですが、フレーム内部に水が溜まったり、ベアリングの寿命を早めてしまう事にも繋がります。
プロチームのメカニック曰く、選手のバイクに水を掛けてバシャバシャ洗う場合、ベアリングは半年に一回、最低でも1年に一回交換するそうです。(ワールドクラスになると1年以上同じバイクに乗る事はありません)
セットで何万円もするベアリングをその頻度で変える覚悟であれば良いですが、出来れば長持ちさせたいですよね。
その場合は水を大量にかけるのは避けて綺麗にします。
講習会では洗浄のやり方だけでなく、お客様にとって役に立つ情報をプロの目線から発信させて頂きます!
当店で自転車をご購入頂いたお客様は、無料でご参加頂けます。
※1月以降はまたチューブ交換講習会に戻る予定ですが、メンテナンス講習のご要望がございましたらスタッフまでリクエスト下さい!
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日頃のサイクリングの様子はもちろん、年間1万キロ走るからこそわかる直感的なインプレッションもお伝えします。