大森です。
お客様バイク(MADONE SLR Gen7)のカスタムをご紹介します!
今回はクランク、カセットスプロケット、チェーンを、SHIMANO DURA-ACE R9200へアップグレードさせて頂きました。
また、ギアはフロント54-40T、リア11-34Tに変更です!
SHIMANO DURA-ACE FC-R9200
チェーンリングサイズ : 54-40T ¥78,602-(税込)
※54-40TのラインナップはFC-R9200シリーズのみです。
SHIMANO DURA-ACE CS-R9200 11-34T ¥44,818-(税込)
SHIMANO CN-M9100 12s ¥8,389-(税込)
こちらのお客様は、平均速度の向上を目指して毎週走っておられます。
日頃の積み重ねで次第に脚力が向上し、気が付けばトップ側で走る場面が増えてこられたとのことです。
その為パーツのグレードアップと同時に、ギア比も変更しようとご決断頂きました!
これまでの(F)52-36T / (R)11-30Tから、(F)54-40T / (R)11-34Tにご変更です。
【交換前】
【交換後】
まずはフロント側です。
54-40Tは52-36Tと比較してギアサイズが大きい分、低ケイデンスでのパワー伝達に優れ、脚力は多少必要にはなりますが、効率良く速い速度を維持する事が出来ます。
続いてはリア側です!
カセットスプロケットを11-34Tとワイドなギア比にする事で、クランクが54-40Tと大きいサイズになっても登りを犠牲にしません。
クランクの歯数を大きくすれば、全体的に負荷が掛かる印象ですが、カセットスプロケットで34tを採用と、これまで通り幅広いシチュエーションに対応する事が出来るのです。
しかし、54-40T/11-34Tの組み合わせにも注意点がございます。
登りの場面、アウター×ローからリアを2枚目の30Tに変速すると一気に重く感じる為、どうしてもこの場面では滑らかさに欠けます。
普通に走っていれば気になりませんが、ヒルクライムで勝負する場合、ケイデンスの乱れが少し気になるかもしれません。
対策としては、無理にアウター×ローギア付近で粘らず、早めの段階でインナー40Tに落とし、登りでは積極的にインナーを活用する走りを心がけると良いでしょう。
いかがでしたか?
歯数を大きくするだけでは負荷は大きくなりますが、組み合わせを考えればあらゆるシチュエーションに対応できる仕様となりま!
皆様も、この機会にインストールしてみませんか?
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