満を持して発売となった、TREKの新型ホイールです!
スタッフは既にそれぞれのホイールで200km程、計400km程走り、その真価を既に体感しております。
後半のインプレッションもご覧ください!
Aeolus(アイオロス) 65X
価格:¥440,000-(税込)ペア
リムハイト:65mm(F) / 58mm(R)
重量:1,475g(ペア)
リム内幅:22mm(F)、23mm(R)
スポーク:カーボン
ベアリング:セラミック
Aeolus(アイオロス) 43X
価格:¥440,000-(税込)ペア
リムハイト:43mm(F) / 38mm(R)
重量:1,220g(ペア)
リム内幅:21mm(F)、21mm(R)
スポーク:カーボン
ベアリング:セラミック
新しいXシリーズは、前後で異なるリムハイトを採用しています。
フロントでエアロ性能を最大化させ、リアは軽さとシャープなハンドリングを実現しています。
また昨今ハイエンドホイールでは定番となっている、カーボンエアロスポークをTREKも採用。
軽量化はもちろん、トルクをかけた際の”反発して伸びる走行フィール”が、ステンレススポークとは異なる次元の走りを実現します。
既に我々スタッフが何百キロも走り込みましたので、恒例のインプレッションをお届けします!
まずはリムハイトが低い43x。
見た目は若干華奢に見えますが、軽さとキレが抜群です。
【漕ぎ出し~低速】
さすが1220gの軽量ホイール!漕ぎだしの反応が過去はめてきたホイール史上一番機敏でした!!
パワー入力時の反応は、前作のAeolus RSL37と比較してダイレクトにパワー伝達され、キレッキレの軽快な加速感を味わえます。
特に時速35kmまでの動きにとてもキレがあり、
正直これまではめてきた軽量ホイールの領域を遥かに超える加速力です!
一度はめると病みつきになるくらい反応性が高く、気が付けばスピードがグンと出ている感覚です。
【中速~高速維持】
時速35~43kmラインである程度維持しました。
前作のRSL37は、中速(時速35~38km)からはリム幅が狭いので僅かに軸ブレが目立ち、また一気にトルクで踏んでいかないと、徐々に伸びる感覚が弱まる印象でした。
ヒルクライムに寄せた軽量ホイールの弱点ともいえるポイントです。
対してRSL43Xは、中速からでも軽快さと快適性のバランスが優れており、パワーがある限り更に駆け上がる印象でした。
これは、Bontrager(ボントレガー)Aeolus RSL51とほぼ同等と言える、安定感と伸びやでクイックな加速感を感じました。
私はAeolus RSL51を使用していますが、中速からの走りがハイトが低い最新の43Xと大差がないことに驚きました。
このホイール1本であらゆるシチュエーションでもこなしてくれるオールラウンド決戦ホイールといえます。
【スプリント】
低速(時速25km)から一気にトップスピードまでスプリントしてみました。
ホイールにキレがある為ハンドル操作がとてもしやすく、中速域まで一気にグンッと加速します。
この反応はクリテリウムでのコーナーからの立ち上がり、また集団からの逃げでの反応時にとても活かせます。
入力に一切の無駄がないキレッキレの反応、車で例えるとEVのスポーツカーの様なドカンッと加速するようなイメージに近いです。
そこからもがいて時速43~47km。
このシチュエーションはホイールの機敏な動きと体の動きを合わせないと失速する印象でした。
対策として、入力ポイントとハンドルを振って重心調整するタイミングを乱さずに、一定フォームで高回転でスプリントすると解消します。
時速50kmを超えてくると、ペダルの下死点近くまでペダルを踏み込み、上腕を使ってハンドルを左右に大きく振って入力ポイントに落とし込む。そうすると、失速感無くパワーに比例したディープリムに対抗する巡行維持が出来ました。
【休むダンシングで上り】
ハンドル操作がとてもしやすく、かつ休めるダンシングでもグイグイ加速します。
バイクを左右に振り、ペダルに体重を乗せながらダンシングしている時の反応がすさまじく、足を温存しながら速い速度ラインで登れるのは間違いありません。
前作のRSL37よりも反応が良く、ひと漕ぎの進み度合いが増し、ヒルクライマーは間違いなく釘付けになります☆
休めるダンシングでも自然と速く走らせれるのは、クライマーにとって大きなアドバンテージではないでしょうか!
勾配が上がるシチュエーションでも失速感が少ないRSL43X。積極的に踏んでしまうくらい登っていて楽しいです☆
【登りアタック】
ペダルに踏み込むたびに無駄なくバイクが前にクイックに進み、また入力ラインをペダル下死点まで意識すると、グイッグイッと前へ前へと軽やかに進みます。
アタック時も全くのパワーロスを感じさせない軽やかな走り、後半の駆け上がりやアタック時にも大きいアドバンテージを得られるのは間違いありません!
そして上記同様、何といってもスピードを自然とのせやすいのが好印象でした。
アタック時のハンドル操作もしやすいので、進行方向とペダル入力に集中して踏むことが出来ます。
富士ヒルクライム、大台ケ原、乗鞍等のレースシチュエーションにもとてもベストな最強の軽量ホイールです。
続いて65Xです。
安定感と高速域が抜群の、パワー系スピード系ホイールです!
【漕ぎ出し~低速】
リムハイトが高いので、0~20km以内の低速時は正直もっさりとしています。
しかし、25kmを超え、じわじわと入力すると、軸ぶれなく前にグイーーッと伸びていきます。
前作のAeolus RSL51やRSL62よりも伸びる感覚がすさまじく、あっという間に35kmに到達します。
この伸びる強さは、RSL43Xを上回る走行性能ともいえます。
初速のキレはRSL43Xには敵いませんが、ハイトの高さを感じさせない充分なクイック感はありました。
【中速~高速維持】
「これはすごい!速い!!まだまだ伸びる!」
パワーがロスしている感覚が無く、さらに速度が上がってもフレームの推進力が衰えません。
中速(35~38km)からある程度ペダルを回しているだけで、自然と速度が伸びる感覚はこのホイールが初めてです。
速度が上がるに従って入力すると、更にグイグイーっと伸び、あっという間に40kmを超えます。
一体どこまで伸びるんだと感じるくらいの安定感ある推進力、ホイールの力でここまで速く快適に走れる時代が来たんだなと感動させられました。
前作のステンレススポークからカーボンスポークに変更されたことによる変化が、このシチュエーションでしっかり感じれます。
更に、乗り手の脚力次第では想像以上の高速スピード域にまで連れて行ってくれる素晴らしい走りを備えており、時速35~45kmラインで一定パワーで走る場合は、RSL65Xがズバ抜けて1番です。
前作のRSL51、RSL62と比較しても、少量のパワーで高速維持がしやすいのもポイントです。
RSL65Xに交換するだけで平均速度は上がり、平坦でのパフォーマンスは格段に向上するのは間違いないでしょう。
【スプリント】
スプリントはやや癖のある走りでしたが、乗り手の持続パワー次第で印象が変わるといった感想です。
フロントハイトが65mmもあるので、縦方向に踏み込んでかなりの高パワーで駆け上がり、そのパワーで出来るだけ維持するとトップスピードまで一気に駆け上がります。
一方RSL43Xの様にハンドルを捻って振りながら走ると、そこまでの伸びは感じませんので、しっかりとパワー伝達させてグイグイ進ませるのがポイントです。
RSL65Xは、予め高速スピードが維持できているシチュエーションからのスプリントはかなり優秀で、速い速度でも1本橋からはみ出ることが無いくらいの最高の安定感でした。
最終時速58㎞、最大パワー1280W、15秒パワー900Wで粘りましたが、58kmに達するのがRSL62より圧倒的に早かったです。
ただ何本もとなると脚がもたないので、RSL43Xの駆け上がるホイールの方が、レースのラストスプリントは優秀な印象です。
私のパワーでも正直ホイールの方が勝っている印象でしたので、このホイールの底力は良い意味で果てしないと思いました。
【休むダンシングで上り】
想像以上に登りは軽やかで不満には思いませんでした☆
RSL43Xと比較すると軽快さとキレはどうしても劣りますが、前作のRSL62のもっさり感は解消していました。
踏んだ分しっかりと進み、受け応えがはっきりとわかる安定した走りです。
ヒルクライムをガンガンアタック、またはヒルクライムレースで使う場合、高出力維持が条件となりやや脚の消耗が気になりますが、日常のサイクリングではそこまで不満が出ない印象でした☆
【登りアタック】
6%未満でのアタックはクイックに無駄なく前に伸びます。
しかし、8%以上になると流石にパワーでごまかさないと失速する印象です。
急勾配のシチュエーションはRSL43Xは勿論、加えて前作のRSL51の方がやや優秀のイメージでした。
一方で前作のRSL62と比較すると、失速加減はわずかに解消しており、軽量化の恩恵を受けているのは間違いありません。
RSL65Xは、ハンドルを左右に大きく振り、高トルクで踏み込みながら維持すると軽快に伸びます。
しかし、脚が無くなっている場合は何とか頑張って踏ん張らないと失速気味になります。
集団からの登りでのアタックやゴール手前のシチュエーションは、RSL43Xの方が足が無くなりかけていても軽さと軽快さでカバーできる印象です。
【まとめ】
今回の最新のRSL Xシリーズは、乗り手のシチュエーションや目的で選択できるバランスの取れた2モデルです。
前作のRSLシリーズでも充分なパフォーマンスでしたが、それをもさらに上回る最強のホイール達でした。
これで更にあらゆる場面で平均速度が上がるのは間違いありません!
外観を底上げし、平坦をより速い速度域で走らせたい場合は、RSL65はベストホイールです☆
一方RSL43Xは、軽量化を活かしてヒルクライムの登坂性能を格段に上げ、平坦やあらゆるシチュエーションでバランス良く使用したい方にお勧めです☆
実は、早速NEWホイールを待ちきれずに購入しちゃいました☆☆
選択したのは、Aeols RSL65Xです!
これまで以上に平坦の高速巡行が足を温存しながらも楽に維持できる事。またスプリント時の姿勢維持が個人的にマッチしました。
個人的にヒルクライムが好きなのですが、イベントや個人練習での使用頻度を見ていると平坦走行が多いことが分かりました。
小さい息子2人と新たに3人目を授かり、走れる時間が更に限られてきます💦
そこで限りあるライド時間を更に充実させたいと考え、悩んだ結果RSL65Xにしました☆
発表後、お陰様で多くのご注文頂きましたが、65xと43xは丁度半々といった感じです。
平坦路の圧倒的なスピードと高速時の抜群の安定感が特徴の65x、対してキレのある登坂性能と脚がキツイ場面での対応力に優れる43X。
それぞれ良さがありますので、ご自身の走り方、求める内容に応じて選んでいただければと思います。
単価を見ると高価にはなりますが、カーボンスポーク、セラミックベアリング、DTのカスタムハブ、他ブランドのハイエンドホイールの価格等を考慮すると、かなり抑えた価格設定となり、他社ハイエンドと比べると実はお得です。
それぞれ走り込んだスタッフにぜひご相談下さい!
【ギャラリー】
Aeolus RSL 43X
Aeolus RSL 65X
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日頃のサイクリングの様子はもちろん、年間1万キロ走るからこそわかる直感的なインプレッションもお伝えします。


































