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TREKのグラベルロード(Checkpoint SL5)をフルカスタム! ~新しい愛車が仕上がりました!~

TREKのグラベルロード(Checkpoint SL5)をフルカスタム! ~新しい愛車が仕上がりました!~

2021-08-20T11:06:14+00:00 2021/08/20|サイクリング, 商品|

昨年完成車を購入し、そこからパーツを集め出し、ようやく1年掛かって組み上がりました!ProjectOne並みの納期になってしまいました。

ベースはTREK(トレック)Checkpoint SL5。最近ホットなジャンル、グラベルロードバイクです。

ざっくり言うと「未舗装路を走れるロードバイク」ですが、優れた車載性もありキャンプツーリングなんかもお勧めです。車で言うとSUVといったスタンスでしょうか。

下は先日走りに行った際の写真。

普段ロードバイクでは携帯しない空気圧計や、デジカメも入れています。それでもまだまだ余裕があるので、おにぎりや美味しいパンなんか詰め込んでもいいですね。

グラベルロードではストイックな補給食よりグルメが似合います。


 

スペックの紹介です。
のんびりツーリングとは言え、走行性能の高さにもこだわりました。どんなバイクであれ軽さと優れた操作性は、快適なバイクへと繋がります。

まずはグラベル専用ホイール「Aeolus(アイオロス)Pro3V」。

グラベルに特化したホイールとだけあり、リム幅の広さ(外幅32mm)が特徴です。完成車だと40cのタイヤも38mm程しか膨らんでくれませんが、このホイールであれば42mm程までワイドに膨らみます。

しかも、これだけワイドでディープなホイールですが、重量はなんと1500g台!軽ければ漕ぎ出しが軽い事はもちろんですが、オフロードにとっても足回りの軽量化は、段差の走破性が抜群に向上します!

また後輪フリーハブはRapid Drive 108と呼ばれる、ノッチが細かく刻まれたもの。漕ぐと瞬時にトルクが掛かります。

一般的な「カチカチカチ」といったタイムラグが無いんですね。極低速でロックセクションを走る場合など、ペダルを少し踏んでは抜いてを繰り返しバランスを取るのですが、そういった際に活躍します。グラベルの域を超えてますね。


 

そしてコンポーネントはグラベル用のSHIMANO GRX。STIレバーの形状がオフロード走行の際に使いやすく設計されています。

実際走ってみると”なるほど”と思います。例えばオフロードを走行している際はオンロード以上にレバーを手でしっかり保持しています。その状況下でブレーキを掛けるとなると、どうしても指一本程しかレバーに掛かりません。

GRXは人差し指をレバーに伸ばしたところが、ちょうどブレーキをかけやすい形状に加工されていたりします。かゆい所に手が届くような設計です。

 

変速機もオフロード設計です。スタビライザーと呼ばれるチェーン暴れを防止しる機能はもちろん、変速機のスプリングテンションも調整出来ます。ちなみにロードバイクのコンポーネントでオフロードを走ると変速機がバンバン暴れて壊れます。。(軽い砂利道程度であれば問題ありません)

 

もちろんDi2(電動変速)でフロントシングルです。
Di2は日々のメンテナンスが軽減され、またライド時においても手首をひねる変速動作から一気に解放されます!

 

また私はロードバイクでROTORの楕円ギアを使用しているので、グラベルでも使用します。

 


そして私のこだわりポイントがこちら、ステムと一体型のハンドルバーです!通常は超軽量ロードバイクに取り付ける事が多いこちらのハンドルですが、私はグラベルロードに取り付けました。

 

理由は激しいオフロードでの操作性です。
砂利道ではなくトレイル(激しいオフロード)を走る際、前輪を30cm程持ち上げてウイリーする形を取る場面もありますが、その場合ハンドル周りが軽いとその動作はとても楽になります。軽さは武器です!

ただ一回走って分かったのですが、フロントフォークの角度は当然MTBよりも立っていますので、階段の様な段差を下るのはかなりデンジャラスです。やっぱり砂利道程度の道が専門ですね。

 

その他にも随所に軽量化を図っています。

 


 

グラベルロードは、ストイックに走る普段のロードバイクから解放され、Tシャツと短パンで気軽に散策できるバイクです。

 

純粋なロードバイクは「スポーツ機材」としての要素が強いですが、グラベルロードは「楽に遠くへ移動する」と言った自転車本来のコンセプトを色濃く残したジャンルと言えます。

 

気の向くままのんびり走るだけで楽しく感じる、面白いバイクです!

ただ、ようやく組み上がったのですが、中々走りに行く時間が足りません(泣)