サイクリング中、急な雨に降られることもありますよね。
家に帰った後、雨の日を走った後特有のメンテナンスが必要です。
(1) フレームの掃除。
(2) リム（ブレーキ面）の掃除。
(3) チェーンの洗浄＆注油。
(4) 変速機やブレーキ本体等の可動部への注油。
上記等の項目が挙げられますが、その中でも
分りにくい箇所が(4)の可動部への注油ではないでしょうか。
変速機には動きを司るリンク部分があります。
身体で例えると肩や股関節といった関節部分に当ります。
潤滑剤が無くなってしまうと動きが硬くなります。
オイルが周りに飛び散らない様注意しつつ、
動きを支える軸周辺に至近距離から注油します。※画像はクリックで拡大します。
リアの変速機も同様です。
一か所だけではなく、可動する箇所全てに注油します。
車輪を外すと作業が行いやすくなります。
ブレーキ本体も同様です。
ブレーキが開閉する動きの元となる軸箇所に注油します。
オイルがタイヤやブレーキパッドに付着すると大変危険です。
必ず車輪を外し、ブレーキパッドに付着しないよう厚いウエスで養生しましょう。
今回の作業で使用した潤滑剤はこちら。
WAKO’S ラスペネmini ￥1,296-(税込)
バイシクルカラーでこちらをお勧めしている理由は、
ノズルからオイルが霧状に噴射される点です。各可動部に注油する際、
ピンポイントで狙いを定める必要がなく、注油作業がとても楽に行えます！
【その他ラスペネ活用術！】
写真の様な箇所、またボルトの頭など、汗で錆びや腐食が発生する箇所にも、
このラスペネを吹きかけておくと錆びの進行を防ぐことが出来ますよ！
今回の注油は高頻度で行う必要はありませんが、土砂降りの雨に降られた後に
しっかり行う事で、変速やブレーキのスムーズな動きが長持ちします。