初めてのロードバイクを選ぶ時、「コンポーネント」という言葉を聞くかもしれません。
自転車に付いている変速機やブレーキ等のパーツ一式セットの事を指します。
雑誌やカタログでご覧になる方も多いはずですね。
ところが、「コンポーネント」は自転車選びの落とし穴にもなります。
今日はロードバイクを選ぶ際の「コンポーネント」について、
２つの注意点をお伝えします。
説明が長くなりますが、これからロードバイク購入を検討される方は特に、
最後まで読んでくださいね！
１、一番大切なのはコンポーネントではなく、「フレーム」！
コンポーネントには数種類のグレードがあります。グレードによって変速機やブレーキがスムーズに動いたり、耐久性が増したり、重量も軽くなります。
そのため、最初の自転車選びでコンポーネントのグレードを重要視している方も多いのでは？
でも、ロードバイクの快適性や走行性能に最も影響するのは骨格となるフレームです！しかしフレームの違いは一見しただけでは判断できません。一方のコンポーネントは、グレードに名称も付いてる分かりやすいですね。
そのため多くの方が、最も大事なフレームの、メーカー・車種による違いを比べず、比較しやすいコンポーネントでロードバイクそのものの性能を判断してしまいがちです。
第一にフレーム、その次にコンポーネントを検討してください。
２、コンポーネントのグレードが統一されていない車種がほとんど！
最もメジャーなメーカー「SHIMANO(シマノ)」では、コンポーネントに上から『デュラエース』『アルテグラ』『105』『ティアグラ』『ソラ』『クラリス』・・・・とグレード名をつけています。
自転車メーカーのカタログには、『コンポーネント アルテグラ搭載』などと記載されていたりします。
コンポーネントは、元々パーツの「一式セット」を指します。でも多くのメーカーで、下位グレードのパーツを混成してコストダウンしています。
実際にカタログ記載のグレードが全て統一されているバイクは稀です。
カタログだけでは詳細な情報が載っていない可能性もありますので、注意が必要です。
※上で写真を使用しているTREK 『EMONDA』 シリーズでは
全てのグレードで統一コンポーネントを使用しています。
いかがでしたか？
長くなってしまいましたが、初めてのロードバイクは慎重に選びましょう。もちろん、選ぶ際に注意することは他にもたくさんあります。また、フレームの違いなどは、スタッフにお聞き頂かないと分からないと思います・・・
カタログやパソコンを眺めていても分からないことだらけ。
お気軽にご相談くださいね！
これから自転車を選ばれる方は、こちらの記事もご覧ください。
コンポーネントをしっかり統一したスタッフおすすめナンバーワンはこちら！
鈴木 恒