トライアスロン&タイムトライアル向けバイク、TREK(トレック)のSPEED CONCEPT(スピードコンセプト)をご紹介!

トライアスロン&タイムトライアル向けバイク、TREK(トレック)のSPEED CONCEPT(スピードコンセプト)をご紹介!

2018-11-02T18:13:30+00:00 2018/11/2|ニュース, 取扱商品のご紹介|

一見しただけで、ロードバイクとはコンセプトが大きく異なる事を予感させる佇まいはTTバイクならではです。

ロードバイクですと、勾配変化に富んだコースを、競い合いながら走る為、
集団でのドラフティングやスプリントなど、混戦状態になる事も多々あります。
その為、操舵性も重要となるシーンが想定されているのに対し、
TTバイクは単独またはチームで、決められたコースを走り、そのタイムを争う競技です。
何10人という集団の思惑とバイクが混ざり合うことはありませんので、細かな操舵性よりも、
単独で速く走りきるための、空気抵抗削減を第一とした形状となっております。

当店ではトライアスロン用バイクとしてご使用のお客様が多い車種なのですが、
こちらのバイクのお客様はタイムトライアル用としてお選び頂きました。

SPEED CONCEPT フレームセット
¥381,000-(税別) OCLV500カーボン
専用ベースバー、DHバー、
シートポスト、前後ブレーキ付属。

また、こちらのバイク実はSpeed Conceptの中でも少しだけ珍しい装備をしています。
下写真中央の平べったい部分、「ベースバー」と呼ばれるのですが、Speed Conceptでは2種のベースバーが用意されています。

装着率が高いのは、エアロ効果を突き詰め、エイの様に薄く広くのっぺりとした形状のフルエアロパッケージですが、
こちらのバイクは車輌規定の厳しいUCI認可タイプをお選び頂きました。

コンポーネントはSHIMANO(シマノ)R8050系のアルテグラ(DI2)です。

ST-R8060

SW-R671

RD-R8050-SS

FD-R8050

TTバイクの場合、コンポーネントは安全面、整備性を含め、電動変速機が大変お勧めです。

DHバーを使用した事がある方ならよくわかると思いますが、持ち替え時は体制を崩しやすく、安定性に欠けます。
機械式(ワイヤー式)変速機の場合、DHバーにしかシフターがありませんので、持ち替え回数が増えます。
その点、電動の場合はベースバーにあるブレーキレバーにもシフトチェンジボタンがある為、
「ブレーキレバーに手を添えていたいけど、1段だけ変速したいので、右手だけを伸ばしバーの先端を握る」
といった、およそ安定感があるとは言えないような、余計な動作をしなくて済みます。

次に整備面。
お客様ご自身でこのバイクのブレーキや変速ワイヤーの交換作業をするという事はほぼありえないかもしれませんが、
我々スタッフに作業を依頼する場合でも、作業の手数が少なくなればその分、作業時間(納期)も短く済みます。
また、ワイヤー劣化による解れや断線などは案外直前まで気がつきにくい物です。
「レースが迫っているのにワイヤーがおかしい。お店に持って行く時間も限られている。どうしよう!」
という心配が少なく済みますね。

 

北京オリンピックの女子スピードスケートの活躍により、速度域の高い競技では「エアロダイナミクス」の注目度が高まっています。
バイクメーカーは各社、ロードバイクにもエアロダイナミクスを纏ったモデルを次々に発表、市場に送り込んでいます。

TREKはその中でも「エアロダイナミクスバイクの老舗」です。
他メーカーとは違い、翼断面形状っぽいだけの、なんとなくのその見た目と価格により、消費者が喜びそう。そんな小手先バイクは売っていません。
最高レベルの選手によるフィードバックと、風洞実験を初めとするサイエンスに支えられ、誇りに満ちている事がTREKのバイクであり、その価値です。

・高いエアロダイナミクスと軽量かつ高剛性を実現するKVF形状についてはこちらをクリックでご覧頂けます。

・エアロロードバイク、MADONE SLRシリーズのラインアップはこちらをクリックでご覧頂けます。

奈良市・天理市・東大阪市のTREK(トレック)ロードバイク・クロスバイク・MTB専門店。
バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店 原一矢