TREK(トレック)2020年モデルでは、MADONE SLR(マドン)のDHバー装着タイプがリリースされています。
本日はそのProject One(プロジェクトワン)モデルを納車させていただきました。
*Project OneとはTREKのカラーオーダーバイク購入サービスの名称です。
*MADONE SLRのDHバー装着モデル発表記事はこちらをクリックでリンクします。
・MADONE SLR7 DISC ¥939,000-(税別)
・DHバー&DI2シフター ¥60,000-(税別)
*価格は基本価格です。お選び頂くパーツやカラーリングによって変動します。
こちらの記事では主にDHバーについてご紹介します。
*MADONE SLR DISCの詳細についてはこちらをクリックで過去記事にリンクします。
今回、お客様からのご注文にあたり以下の2つのご要望がありました。
1.シマノDI2搭載(電動変速機)
2.DHバーの取り外しが簡易で、自分でも作業できる事
1ですが、DHバーを装着したバイクでトライアスロン入賞などを目指すシリアスライダー必須アイテムではないでしょうか。
DHバー装着のロードバイクで、ワイヤー変速の場合、変速操作はSTIレバーでしか行えませんが、
Di2などの電動変速機の場合、シフトスイッチを増設できるので、DHバーを握っている時にもシフトチェンジが可能となります。
また、選択肢としてはSRAM(スラム)の電動変速機etap(イータップ)もありますが、耐久性や保守部品の入手性を考慮し、シマノを選択しました。
・Di2の場合は、写真のSTIレバーでのシフトチェンジに加え、
2.に関しては部分的に配線を外装化する事で対応させていただきました。
本来は電装ケーブルはすべてハンドルに内装するのが基本設計ですが、
そうすると、DHバーの着脱にかなり手間がかかる上に、ある程度の知識と技術を要します。
*穴をあけたり、本来適合しないパーツを無理につけるなどの改造は安全上問題がある為、行っておりません。
DHバー非装着時にはハンドル上部に配線が余ってしまうのでタイラップで固定。
もっと綺麗に仕上げる方法もありますが、お客様の希望に合わせ、手数が少なく、確実に作業できる事を目指しました。
半年や1年も経過すると手順を忘れてしまいますので、お客様用作業マニュアルも作成。
ちなみに、部分外装化の為に追加の部品が必要だったので、電装ケーブルやジョイントで9,200円ほどかかっております。
MADONE専用DHバーは、バーの前後、高さ、パッド前後左右位置を調整可能です。
最近はDHバーの配置を高めにし、サドルとの高低差をあまり付けないのが流行りのようですね。
これからしばらく、実走での微調整を繰り返し、最適なポジションへとあわせていきます。
コンポーネントはシマノ アルテグラDi2。
フロントクランク(前ギア)は52-36T。
いかがでしたでしょうか。
当店は男性スタッフ全員、Project Oneバイクを所有しています。乗り換え、フレームのせかえなど、ご相談はお気軽にお申し付けください。
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是非、バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店へお越しください。*クリックでアクセスマップへリンクします。
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