錆が進行し、さらにそのまま乗り続けてしまったロードバイクのベアリング交換です。
BB(ボトムブラケット)と呼ばれる、クランク＆ベアリングセットが取り付けされている箇所です。
下の写真は別のロードバイクですが、この場合はまだ重症ではありません。
しかしこのままずっと乗り続けて、最終的にベアリングが破損すると上記の様になってしまいます。
専用工具で抜き取るのですが、ベアリングが破損してしまううと専用工具をあてがう事すら出来ません。
ズバリ、外せません。。
メーカーのカスタマーサービスへ送り有償修理することも考えましたが、お客様負担の費用がかなり発生します。
出来るところまではお店で行います。工夫しながらやりくりしていると、取れました！
この様な作業も専門店である我々の経験値です。
クランクシャフトも錆びが発生しています。
しっかり錆を取り除き防錆処理を施します。
もちろん作業費用はある程度掛かります。
しかし当店ご購入バイクについては、この辺りの作業はご購入バイクの特別扱いとなり無料で済ませています。
しっかりクリーニングして新しいベアリングを挿入します。
錆が発生しにくいよう、ベアリングにもしっかり防錆処理を施します。
ちなみにグラベルツーリング（地道）も想定したDomane(ドマーネ)は、
2020年モデルから、より錆の発生を抑えメンテナンス性にも優れた、ネジ切りタイプのT47規格を採用しています。
お陰様で熱心なサイクリストの方も多く、大小さまざまなメンテナンスのお持ち込みがあります。
ロードバイクは決して「乗りっぱなし」で楽しむことは出来ません。
定期的な点検、メンテナンス、また消耗品の交換が最低限必要です。
全部自分で行う！とう場合は別ですが、多くの場合ショップでの作業が必要です。
またメンテナンスや修理だけでなく、より快適に乗る為のアドバイスやフィッティングと呼ばれる微調整も欠かせません。
今回は、普段あまり見えない裏方作業、しかし実はとても大切な作業。そんなメンテナンスネタでした。
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※季節によりメンテナンスの込み具合は大きく変わります。例えば走りやすい春や秋はご依頼が急増します。
冬の間がお勧めですよ！まずは納期や費用等お気軽にご相談頂けますと幸いです。
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