快適なサイクルライフを支えるメンテナンス作業! TREK(トレック)のクロスバイク、ハンドル周りのメンテとディスクブレーキパッド交換!

快適なサイクルライフを支えるメンテナンス作業! TREK(トレック)のクロスバイク、ハンドル周りのメンテとディスクブレーキパッド交換!

2020-02-04T10:48:35+00:00 2020/02/4|ニュース|

店頭では日々様々なメンテナンスを行っておりますが、先日のメンテナンスから2つご紹介します。
まずは「ヘッドベアリングの点検、グリスアップ」です。

ハンドルの回転を司るヘッドチューブ。その内部には上下に2つベアリングが挿入されています。
頻繁にバラしてグリスアップをする必要はありませんが、ご購入後数年経過し、
さらに走行距離も1万キロを軽くこえているので、点検の意味も込めて行いました。

 

写真は砂だらけになっていますが、実は砂が溜まっているだけであればそこまで心配する必要はありません。
ここにダイレクトにベアリング当たっているわけではなく、フレームの隙間です。
どのバイクも少し走れば細かな砂が溜まってしまいます。

 

しかし今回はカートリッジベアリングの内部に少し砂が入り込んでいます。
シールを外し綺麗にクリーニングします。

 

途中の写真が少ないですが、グリスアップして組付けた様子。

クロスバイクの場合、ベアリング部品の止水性が高い事から、晴れた日のサイクリングだけであれば
この箇所が直ちに劣化したり摩耗したりする事はありません。

しかし特にロードバイクの場合、ローラー台を利用する方は要注意です。
汗がこの隙間に数滴落ちただけでも、ほったらかしにすると錆びてしまいます。

 

また、錆以外を見ると「ヘッドのガタ」と呼ばれる症状が要注意です。
ずっと乗っていると上写真の樹脂製のリングなどが割れたりひずんだりすることで、部品同士の隙間が増えてガタつきが発生します。
そのまま乗り続けるとベアリング自体を破損させてしまうリスクがあります。
当然乗っている最中も不快な「ガタつき」を感じます。

通勤・通学であっても、乗りっぱなしにせずにたまには点検を受けましょう!

 

 

続いてディスクブレーキのパッド交換です。最近とても多いですね。

 

ブレーキダストがこびり付いて真っ黒です!

 

パッド交換の作業内容にキャリパーの洗浄は含まれていませんが、
さすがに上記の汚れ具合だと、しっかり調整も出来るか怪しいところ。。
軽く掃除します。

 

しっかりとピストンの動きをチェックし、”出しろ”を整え下準備完了です。

 

パッドを交換し調整に入ります。
単純にパッドを交換するだけであれば、上記の作業は必要としませんが、
スポーツバイク専門店としてこの辺りはしっかりと行います。

 

ちなみに摩耗したパッドが左。ベース部分を除くパッドの厚みが0.5mmで交換です。

いかがでしたか?

皆さんのクロスバイク、ロードバイクの整備はバッチリですか?
乗っていて違和感を感じると、既に重症になっている箇所も多々あります。

多くの部品は、違和感を感じる前に交換時期を迎えます。つまり定期的な点検が必要という事です。
当店ご購入のバイクは「ご購入バイクの特別価格」として、点検&簡易調整は生涯無料で行っておりますので、ぜひお気軽にお持込くださいね!

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お陰様で上記のメンテナンスを始め、毎日多くのバイクの整備、組み付けがあります。
特に土日、また春先といったベストシーズンは店内がごった返して、その場ですぐに点検や調整に取り掛かれない場合が多くなります。

一度お電話にてお持ち込みのご相談を頂けますと幸いです。また大掛かりなトータルメンテナンスは冬にご依頼いただけると大変スムーズです。


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