愛車整備第一弾!ディスクブレーキはローターも消耗品です!今回はMTBタイプを取り付けてみました。

愛車整備第一弾!ディスクブレーキはローターも消耗品です!今回はMTBタイプを取り付けてみました。

2020-10-03T18:41:53+00:00 2020/10/3|ニュース|

丹です。先日私のディスクブレーキのローターを交換しました。

と言うのも、しばらく交換していなかったので何気なく測ってみるとフロントが1.5mm!(マニュアルでは1.5mm以下で交換)
自分のバイクはついつい後回しになり、整備をサボりがちになります。

 

今回は折角交換するので試しにMTBタイプのローターへ交換してみました。(写真左)

ロードバイク用(写真右)の方が表面積が大きく放熱性に優れます。急勾配の峠を延々下るといったロードバイクでの使用を想定した設計です。

逆にMTB用はブレーキ面に肉抜き加工がされ、泥掃けが良かったりします。

この様にそれぞれのシーンに合わせて設計されていますが規格自体は同じです。先日のツール・ド・フランスでも多くのロードバイクにMTB用のローターが使用されていましたね。

 

個人的な交換した一番の理由は、ロード用のローターは中心から”らせん状”に広がる作りをしており、大きな歪みを直す事がとても難しい点がありました。

一方MTB用は”放射状”に広がる作りをしており、歪んだ際にも修正が行い易いといった点があります。

 

またわずかながら軽くなります。

SM-RT900 (ロードバイク) カタログ値118g (160mm)
摩耗しているからでしょうか。カタログ値より大幅に軽くなってしまっています。

 

RT-MY900 (MTB) カタログ値108g (160mm)

新品で比べると片輪あたり約10g軽量化出来ます!
またどこまで体感できるか個人差があるかと思いますが、形状の違いから横風を受けにくいといったメリットもありそうです。

その他には、リムハイトが浅い軽量ホイールには、ローターも見た目が軽いMTB用が似合うと言った所でしょうか。

 

ちなみにローターの交換目安となる走行距離は、走るコース(平坦or峠)や体重などによりとても大きく異なります。一概に○○kmで交換、と言えない所が難しい点ですが、定期的なチェックは欠かせませんね。

ローターが摩耗する頃には、ブレーキキャリパーもかなり汚れていますので、ここも合わせて掃除すると良いでしょう!

 

最後に一つ、お勧め度の高いカスタムとして、前後異径のローターが挙げられます。フロント160mmに対しリアを140mmとします。その事でリアの制動力を相対的に下げています。

結果、左右同じ握力でブレーキを握ってもリアタイヤのグリップが抜けるシビアさが軽減します。またコーナーではスピードコントロールとしてリアブレーキを積極的に使えます。

とは言え、用途や車種、走るコース等によりお勧め度はまた変わりますので、気になる方はお気軽にお店でご質問くださいね!


 

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