先日ディスクブレーキのパッドやローターの摩耗について書きましたが、今回はリムブレーキのブレーキパッド摩耗です。
実はリムブレーキ、タイヤが太いクロスバイクではホイールが付いている状態で正確に目視出来ません。
Vブレーキの場合、「ブレーキバナナ」と呼ばれる部品をブレーキ本体から外すとブレーキのアーチが開き目視しやすくなります。
縦に溝があるのが見えますが、この溝が消えたら即交換です。当然編摩耗しますので消えかかってたら交換することをお勧めします。
※モデルによっては縦線が中央付近で浅くなっており、「縦線が完全に消える」ではなく「縦線の中央付近が消える」状態で交換のタイプもあります。
完全に摩耗しているブレーキシューがこちら。
新品がこちら。上の写真とモデルが異なるため若干形状に違いがありますが、溝がくっきり分かりますよね!
考えてみれば、この小さな部品で命を守っているわけですから、定期的な点検や交換が大切であることは明らかです。
また摩耗していなくても2年以上(保管状態により期間は異なる)ほったらかしだったりすると、ゴムが硬化してひび割れていたりします。
また硬化により制動力が極端に低下しているケースもありますので、久々に乗る場合は一度点検をしてみましょう!
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