愛車整備第二弾！クランクを抜いたら予想以上の錆！BBベアリングを交換しました。

丹です。ついついほったらかしになってしまう愛車の整備。今回はBB(ボトムブラケット)ベアリング交換です。

クランクを抜いてみるとこの通り、かなり錆びています。実はこれでも走っていて自覚症状はありませんでした。
と言う事は、もしゴリゴリ、バキバキ音が鳴り始めたら概ね重症になっている、とも言えます。

ベアリングも外します。

ベアリング自体が錆びて回転しない、と言ったほど重症ではないですが、クランクシャフトの錆がグリスに混ざり茶色くなっています。
思い返せば、トライアスロンで海水も被っているので錆びて当然ですね。

新品のベアリングです。ちなみにセラミックではなく安価なスチールです。新車を購入する際はセラミックを選択しますが、その後交換する時はいつもスチールです。※ベアリング自体の回転抵抗の低さはセラミックが優秀です。

新しいEMONDA SLR、MADONE SLRはT47規格のネジ切りBBが採用されますので、より耐久面が向上しています。写真は圧入式のBB90です。

クランクシャフトの錆を取ります。今回は表面を浚うだけで簡単にピカピカに。

店頭ではお陰様でメンテナンスのご依頼が多く、ついつい自分のバイクは後回しになってしまいます。今回はBBベアリングを交換しましたが、他にもヘッドベアリングも怪しい所。。。汗やドリンク、雨天の際の水が沢山かかる箇所です。しかし夜も遅いので今回はスルー。

タイヤも摩耗していますね。こちらもそろそろ交換します。

乗っていておかしくなくても、定期的に点検を行う事をお勧めします。
多くの部品の交換目安は症状が出る前です。例えばチェーン、タイヤ、ブレーキパッド等全てそうです。

走行距離が増える秋、愛車のメンテナンスもどうぞお忘れなく。

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