最近のメンテナンスネタから一つ。
ロードバイクでヘッドチューブと呼ばれる箇所には、ハンドルを左右に滑らかに切る事が出来る様ベアリングが挿入されています。上と下の2箇所です。
バイクの点検時にガタ付きが気になり増し締めしたところ、今度は逆に回転が重く全くスムーズではありません。バイクは3年以上経過していますのでベアリングを外し点検してみます。
外したベアリングは一見綺麗ですが、、、
実は内部はかなり錆びています。
また錆だけでなく、ベアリングの内側の輪と外側の輪を上下にスライドさせるように力を加えいると、片方がわずかに浮いてしまいます。ベアリング自体のガタです。
この状態でハンドルの回転を調整すると、締め付けた際に内部のボールベアリングが押さえられてしまい、ハンドリングに引っかかる様な渋さが生まれてしまいます。
当然交換となります。とは言え1つ1,000円~3,000円と安価なパーツですので、大きな出費にならず済みますね。
ただ車種によっては特殊サイズの為高価だったり、また現行のMADONEやEMONDAは交換の際にケーブルを全て抜き取る必要がある為、オーバーホールに匹敵する様な大掛かりな作業となります。
雨天走行やローラー台を使用されない方や、定期的に点検や調整を行っているバイクはよほど酷使しない限り問題ありませんが、ローラー台を使用して汗がハンドル周りに大量に掛かってしまった方、もしくは2~3年以上点検や調整をしていない方は、この辺りの交換が必要になるケースもあります。ぜひお気軽にご質問くださいね。
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