一体型ハンドルステム【BONTRAGER Aeolus(アイオロス) RSL VR-C】を取り付けさせて頂きました!

一体型ハンドルステム【BONTRAGER Aeolus(アイオロス) RSL VR-C】を取り付けさせて頂きました!

2021-06-18T15:49:38+00:00 2021/06/18|ニュース|

先日、一体型のハンドル(Aeolus RSL VR-C)を取り付けさせて頂きましたので、その様子をアップします。

BONTRAGER(ボントレガー) Aeolus(アイオロス)RSL VR-C ハンドルステム
¥71,280-(税込)

サイズ(ラインナップは、ハンドル幅380mm/ステム長80mmの組み合わせからございます。)


 

まずは交換前のお客様バイクがこちら。元々10年以上ロードバイク乗って頂いており、最近Emonda SL7をご納車させて頂きました。

 

前のバイクに取り付けしていたステムでポジションを合わせておりましたが、「今後サイズを変える事はほとんど無い」とポジションがおよそ定まったので一体型へと交換させて頂きました!

 

コラムもカットしスッキリとした外観ですね!(一体型ではない通常のハンドルの場合、コラムスペーサーは5mm残す必要がありますが、一体型の場合は0mmでカット出来ます。)


 

一体型ハンドルは値段が高いと思われますが、実は同グレードのカーボンハンドルとカーボンステムを別々で揃えるより、1万円程安くなります。もちろん重量もわずかながら軽くなります。

そして性能面を見ると、ねじれ剛性が各段に上がっているので、峠でのダンシングや平坦でのスプリントにおいて最大限荷重をかけても”よれ”を感じません。ダイレクトで速い加速に貢献してくれます。

 

この様に、外観もスプリント性能も向上させてくれる一体型ハンドルですが、実は交換は結構大変です。今回はDi2(電動変速システム)ですので、ハンドルの内部に配線を通していきます。

 

柔らかい配線は狭いハンドルの中をスムーズに入ってはくれません。無理に通すと折れ曲がり断線し、漏電のリスクも高まります。ステンレスのインナーケーブルを一旦通したのち、それをリードとして繋ぎ合わせ、ハンドル内を通過させます。

 

さらに、ブレーキホースはハンドル下部にピッタリと添わせる為、ブレーキホースの長さ調整も必要となります。

 

油圧式の場合、ホースを一旦抜き取ると再度オイル充填&エア抜きが必要となります。

 

長さを見極めてカットした後、オイル充填&エア抜き作業です。

 

 

コラムカットも合わせると、付きっきり作業しても2時間半ほど掛かりました。
今までだと30分もあれば十分出来たハンドル交換も、ケーブル内装で油圧ディスクになるとかなり工程数が増えますね。ただその分ブレーキ性能含めたライドクオリティーは格段に向上しています。

そしてやっぱり一体型の外観は、シンプルなフレームに合いますね!

 

今回は交換ありがとうございました!


 

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