EMONDA(エモンダ) SL7のギア比を軽く! ~登りもこなせる軽いギア比へクランク交換!~

EMONDA(エモンダ) SL7のギア比を軽く! ~登りもこなせる軽いギア比へクランク交換!~

2022-02-26T10:52:43+00:00 2022/02/26|ニュース|

今回はカスタムネタです。
写真のバイクは先日納車させて頂いたEMONDA(エモンダ)SL7ですが、そのクランクセットの交換です。

 

EMONDA SL7は少し高めのギア比(52-36T)が標準で採用されています。実は店頭でもEMONDA SL7ユーザー様から、このギアは自分にとって結構”おもたい”とお声を頂戴します。

52-36Tはスピードが出しやすく、平均時速30km付近やそれ以上出る場合は使いやすいのですが、普段のゆったりとしたサイクリングや勾配10%を超えるヒルクライムでは軽いギアが欲しくなります。

(ちなみに10年程前の完成車はクランクが53-39T、カセットが12-25Tが標準でしたので、乗りこなすだけでも大変でした…。)

 

今回のカスタムではコンパクトクランク(50-34T)に交換させていただきました。※SL7、SL6以外の完成車は元々こちらのコンパクトクランクが採用されています。

 

ロングライドの後半疲れた時に激坂が出てくる場合、脚の筋力(トルク)だけに頼らず回転を上げる事でパワーを稼げれば楽に上がれます。

 

また今回はもう一点変更した内容があります。クランク長です。クランク長とはクランクのアームの長さの事ですが、完成車には170mmや172.5mmが採用されます。ちなみにEMONDA SL7のフレームサイズ52cmには170mmが採用されています。

SHIMANOのクランクはグレードにもよりますが、160、165、167.5、170、172.5、175mmがラインナップされていいます。完成車をご購入後、ご自身の身長や脚質などにより交換をお勧めするケースが多々あります。

一番多いケースが172.5mm⇒170mm、170mm⇒165mmといった様にワンサイズ短くするパターンです。

単純に考えればアームは長い方がてこの原理で高いパワーが発生しますが、それはあくまでも脚が長い場合や前乗りポジション、またはダンシングなどで前方から加重できる場合です。

シッティングで淡々とペダリングする場合、一回転の直径が10mm小さくなる方がペダルを回しやすくパワーを掛け続けやすい傾向にあります。
ただこの点は乗る方のバイクポジションによっても変わる為、詳しくはお店でご相談頂けますと幸いです。

今回はペダリング重視で165mmに変更させていただきました!

 

ギア比やクランク長の変更は、見た目こそ大きな違いは出ませんが走りは大きく変わります!
「登りをもっと楽に走りたい」「平地でもっとスピードを出したい」等々色々な疑問が出てきたらぜひお気軽にご相談頂けますと幸いです。

※今回交換させて頂いたFC-R8100 (50-34T / 165mm)はたまたまSHIMANOを取り扱う代理店が在庫を持っていましたが、それ以外はコロナ禍による生産遅延により在庫がありません。ギア比やグレードにより納期が大幅に異なりますので、詳しい状況は店頭にてお伝えさせていただきます。


 

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