愛車の摩耗部品のチェックを行いましょう! 皆さんの自転車は大丈夫ですか?修理預かりのバイクでご説明します。

愛車の摩耗部品のチェックを行いましょう! 皆さんの自転車は大丈夫ですか?修理預かりのバイクでご説明します。

2022-06-06T17:00:16+00:00 2022/06/6|ニュース|

丹です。

走りやすい季節になり、通勤やサイクリングで自転車に乗り出すお客様が増えています。また最近の傾向として、数年前にご購入頂いた自転車の修理も増えています。

下の写真は先日の開店直後1時間程で一気に集まった修理依頼の自転車達です。

 

修理は摩耗部品の交換が多い事はもちろんですが、様々な個所の緩みからくる異音、部品の破損など、どれも大掛かりな修理が必要です。
まずは摩耗部品からご案内します。皆様は大丈夫ですか??

センター(地面と接する箇所)が限界を超えてしまったタイヤです。小さなガラス片や金属片を踏むと一瞬でパンクしますし、偶然パンクしなくともバースト(破裂)する危険性がとても高い状態です。

 

次に意外と見落としがちなリムテープ。
頻繁にパンクする…といった方はリムテープの劣化を疑ってみましょう。リムテープはリムに開けられた製品上の穴をふさぐ役割がありますが、次第にチューブの圧に負けて凹んできます。期間にして2年程ですが、空気圧の高いロードバイクでは1年に1回は交換したいパーツです。

 

次にブレーキパッド。
縦溝が消えているのが分かりますね。モデルによって摩耗サインの違いはありますが、明らかに薄いのが分かります。最近はディスクブレーキが多く、目視での摩耗チェックが難しいのですが、写真の様なリムブレーキではどなた様でも簡単にチェック出来ますので、必ずセルフチェックを行いましょうね!

 

次は乗っていて中々気づきにくい摩耗部品、チェーンです。
自覚症状はほぼありません。ただリンクの間隔が伸びたチェーンを使用してしまうと、その伸びた間隔に合わせる様にギア(特にカセットスプロケット)が削れてしまい、いざ新品のチェーンに交換してもギアとのかみ合わせが上手くいかず、踏み込んだ際に歯飛びします。

コロナ禍によりギア(カセットスプロケット)の生産が著しく遅延している今、ギアの交換が出来ずにしばらく乗れない、と言ったケースまで出てきます。チェーンだけは在庫がありますので、早め早めの交換がお勧めです。

 

また最近はe-BIKEの修理やメンテナンスも増えています。
これはお客様ご自身では中々難しい内容です。不具合が生じた際のトラブルシューティングも一般的なスポーツバイクとまた異なります。ソフトウェアの問題や物理的な問題など、これから自転車店にとって必要な知識ですね。

 

 

 

現在、修理作業に集中しておりますが、それでも部品の取り寄せが必要だったり、部品メーカーの生産遅延により国内に在庫が無かったりと、完成までお時間を頂戴してしまう事もございます。

まずはセルフチェック、また修理の場合は早め早めにご相談くださいね!

 


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バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店
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