丹です。
だいぶ寒くなってきましたが、皆様はスポーツバイクに乗っていますか!?
私は決して寒さに強い方ではありませんが、パワーメーターや心拍計を使用して走っていると、真夏の猛暑に比べるとはるかに身体のコンディションは良く、パフォーマンス良く快適に走れる季節だと言う事が判ります。
家を出る時の気合はいるものの、その分走った後の充実感は春から秋のベストシーズンより高いものがありますよ。
さて店頭ではバイクのメンテナンスを沢山頂いております。
なるべく迅速なご対応、また預かり期間が少なくて済むよう努めております。
ぜひ、乗っていておかしい所が無くても、定期的な(半年~1年)点検と簡易調整を行うようにしましょうね!
※ご購入バイクの点検と簡易調整は期間問わず何回でも無料です。
まずはボトルケージの取り付け台座のガタつきの修理。
長い期間スポーツバイクに乗っていると、ボルトを締めてもボトルケージがグラグラしている事ありませんか?
カシメを直してねじ山も整えます。
次はハンドル周りからミシミシと音が鳴っているケース。
最近は水を掛けて大掛かりに洗車してしまったり、太いタイヤで砂地を走ったりされる方もおられる事から、ベアリングのグリスが抜けたり、小さな砂が入り込んで異音が発生したりする事があります。
分解をして入り込んだ砂を除去してグリスアップします。
こちらもヘッドベアリングですが、これは錆びによってベアリングがダメになってしまったもの。
内部が錆びてしまいスムーズに回転しない状態です。
夏場のヒルクライムで汗がハンドル周りに沢山落ちてしまう方は要注意です。
あまりにも汗が大量にかかった場合は、走行後に上から優しく水を掛けて流し落としましょう。
続いてはホイール。
ペダルを止めて車輪を空転させた時、後輪から「ゴロゴロ~」と聞こえたら要注意です。雨や洗車、また長年の使用によりグリスが抜けている可能性があります。
分解してグリスアップします。
クロスバイクのハブベアリングとハブシャフトです。この作業だけでも回転がかなり軽く復活します。
こちらはロードバイク用のホイール。
メーカー毎に構造がかなり違います。当然使用する工具やグリスも変わります。
こちらはBONTRAGERでも使用されるDT SWISS規格のリアハブ。
ベアリングを交換するには結構高価な専用工具を使用します。
ベアリングはかなり高耐久ですが、1万kmを超えてくると問題が無いかチェックを行いましょう。
(ある程度バラす必要がある為店頭で行うことをお勧めします)
こちらは最新のラチェットEXP規格を採用したAeolus RSLホイール。
走行中のあらゆるシチュエーションにて回転抵抗が低いRSLホイールは本当にお勧めのホイールです。
(現在ホイールアップグレードキャンペーン中)
ベアリング交換も特殊で、圧入する際も細かくやり方の指定があります。
これはホイールに限った話ではないですが、最近のハイエンドロードバイクはとにかく性能が良い一方、本当にシビアなところで究極の設計がされています。
そのメーカー品を、ある程度専門的に扱うショップでないと、本来の性能を100%発揮する事は難しいと思います。
最後、オーバーホールです。
コンポーネントを分解、洗浄などを行いました。
オーバーホールは単に分解や洗浄を行うだけでなく、お客様のバイクの取り扱いで注意が必要な箇所が見つかればお伝えさせて頂き、また見えない箇所の状態チェックも行えますので、今後のメンテナンスの目安も明確になります。
より永く楽しんで頂くためのメンテナンスと言えます!
いかがでしたか?
お店では日々新車の組み立てはもちろん、このように多岐にわたるメンテナンスを行っております。
当店でのご購入バイクに関しては、点検・簡易調整を生涯無料で行っておりますので、ぜひ定期的な点検・調整にお持ち込み頂き、ベストなコンディションで楽しんでくださいね!
(作業が重なっている事も多いため、お持ち込み前には一度お電話頂けますと幸いです。TEL:0742-52-8118)
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日頃のサイクリングの様子はもちろん、年間1万キロ走るからこそわかる直感的なインプレッションもお伝えします。