先日、お客様のMADONE(マドン) SL5 Gen8のコンポーネント載せ替え作業をさせて頂きました!
SL5は元々機械式105が採用されていますが、今回はUltegra Di2(電動コンポ)に載せ替えです!
こちらは完全にバラした様子。フレームだけの状態です。
またUltegra Di2への載せ替えと同時に、ステム一体型ハンドルバー「Aero RSLハンドル」も取り付けさせて頂きました。
写真はこれしか撮っていませんが、ブレーキホースはフレームからハンドル内部へ入り、そのままレバーまで全て内装されます。
内部が狭いハンドルにブレーキホースを通す作業は大変ですが、完成した時の外観はかなりスッキリとしますね!
ちなみに、機械式だと変速ケーブルが存在するる為、全てをハンドル内部に通すことが出来ず対応不可となってしまいます。
そのような点を見ても、カーボンフレームやカーボンハンドルにみられる完全内装タイプはDi2が主流になっています。
こちらはブレーキの取り付けの様子です。
エア噛みしない様、しっかりとブリーディングさせて内部の空気を追い出します。
コンポの取り付けや調整等多くの作業を終え、バイクが完成しました!
ちなみにホイールはAeolus PRO51に交換済みです。
Di2は変速ワイヤーが存在しない為、当然錆びたり切れたりする事が無く、定期的な交換を気にする必要がなくなります。
またワイヤーの張りを微調整する必要もないため、一度組み込めばほとんど調整を加える必要がありません。
ブレーキもUltegraへアップグレード!
105と比べアルミのフィンを大きくする事で、より優れた冷却機能を実現しています。(Dura-aceではさらに放熱性の高い塗装を施しています)
ブレーキひとつとっても各グレードで大きく違いがありますね。
ホイールはミドルグレードの「Aeolus(アイオロス) PRO 51」。
約24万円の価格で重量はペア1,590g。価格と性能のバランスに優れ、最も多く販売させて頂いているホイールです。
ハンドルも交換させて頂き、かなりスッキリとした印象に。
機械式と比べ圧倒的に軽量なDi2のSTIレバーに、一体型のカーボンハンドルを加える事で、ステアリング周りの大幅な軽量化が実現できました!
第8世代MADONE特有の、軽快な走りにさらに磨きが掛かります!
サイクルコンピューターとライトは、専用のアルミ台座でスッキリと取り付け可能です。
台座はGARMINとWahooの2タイプが販売されており、ライトはTREK/BONTRAGERのライトがBlendrパーツでスッキリと固定出来ます。
こちらはGoProのオスアダプターの取り付けも出来ます。
これで、MADONE(マドン) SL5がフレーム以外全てアップグレードとなりました!
この様なカスタマイズもロードバイクの楽しみの一つです。もちろん走りの性能も向上します。
ご購入頂いたロードバイクをそのまま乗るもの良いですが、完成車は最初の価格を抑えるために、フレーム以外はかなりコストを抑えています。
本来フレームが持つ軽快さを十分に引き出して走るには、ホイールやコンポ、ハンドル、サドル等のアップグレードが欠かせません。
もちろんお客様それぞれの乗り方、楽しみ方によってお勧めパーツは異なってきます。
ぜひ経験豊富なスタッフまでお気軽にご質問下さいね!
ご購入頂いたロードバイクとパーツに関しては、特別工賃にて組付けや調整を行っております。
日頃のサイクリングの様子はもちろん、年間1万キロ走るからこそわかる直感的なインプレッションもお伝えします。