サイクリングシーズンに向け、混み合う前に早めのメンテナンスがお勧めです! ~クロスバイクのブレーキパッド・ケーブル・グリップ交換~

サイクリングシーズンに向け、混み合う前に早めのメンテナンスがお勧めです! ~クロスバイクのブレーキパッド・ケーブル・グリップ交換~

2025-02-16T15:12:37+00:00 2025/02/16|ニュース|

大森です。
皆さまのスポーツバイクは、ブレーキパッドやワイヤー、チェーン、タイヤ、グリップ等、消耗パーツがそのままになっていませんか??

今回はサイクリングシーズンに向けて、メンテナンスのご依頼を頂いた7.3FXをご紹介します!
※撮影の為、梱包材を外しております。

 

購入して約15年目のTREK 7,3FX、休日のサイクリングにご使用されていました。

まずはブレーキのパッド交換。
一見溝があってまだまだ使用できそうですが、お客様曰く購入してから一度も交換していないとの事。

古いパッドでも自転車が停止しないわけではありませんが、万が一の不安を抱えながらのサイクリングは安全性に欠けてしまいますよね。

 

ブレーキパッドは消耗だけでなく経年で硬化します。
ブレーキをかけても「スルスルー」とすべる様な音が鳴っているようだと、制動力が低下しており、最悪の場合パッドがブレーキの摩擦に耐え切れずに破損したりする事もあります。

さらに雨天時も走行する事が多い方や、交換のタイミングが無くずっと使用された方は、写真の様に大きな金属粉が刺さっていることもよくあります。

この金属片が、後々ホイールのリム面を削ってしまい、更にブレーキを効きにくくさせる要因となります。

 

制動力が低下する前に定期的にメンテナンスを行い、ブレーキシューは走りに違和感を感じる前に交換しましょう!

 

また今回はパッド交換と同時に、シフトケーブルとブレーキケーブルも全て交換しました。
ワイヤーで変速やブレーキを調整しているスポーツバイクにとって、定期的な交換は必須と言えます。

 

調整がズレて変速がスムーズにならない場合もありますが、距離にして約5,000km以上交換していなければ、ワイヤーがレバー内部で切れかかっていることを疑いましょう。

またこちらのお客様は、約3年程乗らずにガレージに保管されていたこともあり、写真の様にインナーケーブルがこげ茶色にまで錆びてしまっています。

錆びてしまうと変速時にアウターケーブル内で擦れてしまい、動きが渋く最終レバー本体の寿命にも影響を及ぼしてしまいます。

 

最後はグリップ交換です。
皆様のクロスバイクのグリップは劣化してベタベタしたりしていませんか?

 

グリップがベタ付くと走りに集中できませんよね。
こんな時は早めにグリップを交換しましょう!

 

春が近づき、「久しぶりにサイクリングしよう!」という方も多いのではないでしょうか?

スポーツバイクはメンテナンスを定期的にしっかりと実施すれば、10年以上乗る事も出来ます。折角購入した大切な愛車ですので、出来るだけ永く愛用していきたいですよね!

バイシクルカラーでご購入頂いた自転車の簡易点検と調整(フィッティングも含む)は生涯無償です。
しばらく乗れていない場合はまずはお店で点検しましょう!

 

*ご購入後数年経過したバイクの場合、点検や微調整だけでなく劣化・消耗した部品の交換作業が発生する場合がございます。
その場合、数日~数週間お預かりとなる場合もありますので、予めご了承くださいませ。


 

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バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店 店長代理
兼インプレッションアドバイザー
兼プロジェクトワンマイスター  大森 優