組み上がったMadone(マドン)9の試走を兼ねて、インプレッションライドに行って来ました!
公式イベントではなかったので、終始私ペースでしたが、、、
53km程の走行でMadone(マドン)9の特徴を体感してきました。
結構良いペースで走っていたため、走行中の写真は・・ありません。
全員が集合した写真がなくてすみません。
峠もご一緒した皆さん。
ひとまず通勤+街中ライド、今回のライドを通して一貫したイメージは、
「乗り心地がとても良い」という事。
大きいギャップは「ガツン」と響くものの、荒れた路面の微振動の吸収力は
以前乗っていたMadone7と比較すると圧倒的に優れています。
多少荒れたアスファルトでも突っ込んで走れます。
また今回ある程度ハードに走った印象ですが、峠の下り道、タイトなコーナーで安心してバイクを倒せます。
ヘッド周りの剛性が高い印象である事と、Madone7と比較するとトップチューブが6mm短くなり、
ヘッドチューブの角度が0.7°寝ているジオメトリー(フレームの各寸法や角度)の為、
コーナーリング時にフレームが恐怖感を煽らずに、スムーズに曲がってくれる印象でしょうか。
ちなみにこの設計はEmondaと同じなので、Emondaに乗っている方は
この特徴に関して、あまり感じる事はないかもしれません。
さらに全体的にフレーム剛性は高いものの、他ブランドでありがちなホビーライダーが乗った時の
ガチガチな硬い印象では全くありません。むしろかなりソフトです。
それでありながら、ガツンッと踏むとスッと加速する推進力の高さが特徴です。
相反するような性能を上手くまとめ上げるのがTREK(トレック)の特徴でもあります。
Madone(マドン)というとレースバイクですが、乗り心地だけに関していうと、
正にツーリングベストバイク!と言っても過言ではないかと思います。
※メンテナンス性やパーツ交換(ハンドルやステムなど)の行い易さを考えると、
同様に振動吸収性の高いDomane(ドマーネ)となるのでしょうか。
純正のブレーキは構造上仕方ありませんが、正直Madone7で使用していた
SHIMANOのDura-aceの方が制動力は高いです。
急制動を行わないトレーニングやレースにおいては問題ありません。
逆に頻繁に止まったり急制動が求められる街乗り、またリュックを背負ったツーリングでは、
ディスクブレーキの様な軽いレバータッチで効くブレーキがあると魅力的ですね。
更にブレーキで付け加えると、組み立て作業においてマニュアルにない工夫を加えています。
それが無くても安全上全く問題はありませんが、キレイに本来の動きをしてくれるためです。
僅かな個体差がある場合には求められる作業です。
整備や組み付けには、ある程度経験を伴う技術力が必要かもしれませんね。
今日は最大平均パワーが、10分で体重の4.58倍出ていたので結構いいペースでした。
Madone9の最大の特徴、「エアロ効果!」に関してはもう少し乗らないと明確に伝えられません。
ひとまず、とても乗り心地が良く、さらに良く進むバイクです。
Madone7もそうでしたが、一言で言うと飽きさせないバイクですね。