当店が専門的に取り扱うアメリカの自転車総合メーカーTREK(トレック)。先日、日本法人のトレック・ジャパン株式会社へスタッフ全員で訪問し、研修を行いました。
【参考】USA本社工場の様子はこちらからご覧いただけます。
兵庫県にあるトレック・ジャパン株式会社は、TREK(トレック)バイクの輸出入、
テクニカル面のサービスの他に、販売店向けのショールームを兼ね備えます。
トレックの歴史も見ることが出来ます。
そして先日発表になったばかりの新型Madone(マドン)9が展示されていました!
※Madoneの画像はクリックすると拡大表示します。
TREK(トレック) Madone(マドン) RSL H1フィット フレーム:OCLV700
完成車価格¥1,650,000-(税込) フレームセット:¥720,000-(税込)
左:TREK MadoneRSL H1フィット フレームOCLV700 ※ProjectOneにて登場予定。
右:TREK Madone9.9 H2フィット フレーム:OCLV600 完成車価格:¥1,450,000-(税込)
数分後には撤去され東京での発表会に運ばれていきました。
弊社の訪問に合わせて展示してくれました。
新型Madone9に関する詳細はこちらからご覧いただけます。
そして初公開!?ここがオフィスです。
非公開資料が写らないよう、スタッフによる管理のもと撮影を行っております。
大小様々な会議室を持っていますが、ちょうど今はツール・ド・フランス開催時期。
業務終了後には、ここでビール片手にファクトリー・レーシング・チームの応援をするのだとか。
スタッフの通勤は自転車がほとんど。この日は雨だったため駐輪は少なめですが、
プロジェクトワンのバイクを中心にずらっと並びます。
そしてロッカールームには清潔感のあるシャワーが多く備え付けられています。
スポーツバイクを扱うメーカーならではの手厚い設備です。社長直々にご案内です。
さて、初めの講習はテクニカルサービススタッフによる技術講習。
普段店頭では行う事が少ない特殊工具を用いた作業です。
販売店でも行う事が出来る様レクチャーを受けます。
この辺りがトレックのみを取扱う当店の強みです。トレックとの密なコミュニケーションは、豊富な技術情報をはじめ、発生しやすい症状の把握、また同じモデルでも年式による違いなど、情報量に圧倒的な差を生みます。
さらに年間500台に及ぶ販売台数から、予防を含めた組み立てや、迅速な部品の手配、メカトラブルの迅速な解消が可能となります。
新型Madone9も作業中でしたよ!右:ステムからフレーム内部に挿入されるケーブル類。
セミナーの内容全てを記載することはできませんが、開発や技術、耐久テストなどに関する情報をはじめ、フィナンシャルに関する内容まで多岐にわたります。
室内はアメリカメーカーならでは?のラフな感じです。
また今回は晴れ間を見てライディングも行いました!
レース活動を行っているスタッフもおり、また元選手のスタッフも多く在籍しています。
先頭はアメリカのプロチームに在籍経験のあるスタッフ。
六甲山付近の激坂をなんとシングルギアで登っています・・!!
ビビッドなイエローが眩しいトレック・ジャパン社長は、
今年もエタップ・デュ・ツールに参加します!
久しぶりの登坂に喜びを隠せない!?スタッフ原。
数か月の自転車通勤で8kg痩せました!
写真の遠くに海が見えるのは、奈良との大きな違いですね。
今回の後半はフィティング講座。身体の固さを指摘されるスタッフ森光。
単なるフォームや漕ぎ方といった”姿”ではなく、解剖学を元にしたプロセスを踏みます。
根本的な身体の仕組みや動かし方を学ぶ事で、
お客様それぞれの乗り方や、体型に合わせた幅広いフィティングが可能です。
いかがでしたでしょうか!?
当店がTREKというワンブランドに絞り、専門的に販売させていただく理由は、
このようなメーカーとの密なコミュニケーションをとれるからでもあります。
スポーツバイクは地道なアッセンブル作業やメンテナンス作業が不可欠な、技術職的な仕事でもあります。情報量や経験により、同じスポーツバイクでもご購入されるお店で製品クオリティーは大きく変わります。
その事はご購入後のメンテナンスサービスにも大きな差を生みます。バイシクルカラーでは、ご購入後も安心して任せてもらえるように日々勉強をしております。その事でスポーツバイクを通し、永いお付き合いが出来ればと考えています。
最後の1コマ。こんなところまで撮影してしまいました!
トレック・ジャパン社長室にて。
丹 宇響