秋のロングライドにおすすめのバックパックをご紹介します。
自転車用のバッグとして必要な機能は２つ。
乗車中に位置がずれないフィット感と、背中の蒸れない通気性ですね。
ドイツのバッグメーカーであるdeuterは、創業１８９８年の老舗です。アウトドア好きの方なら知らない方は殆どいらっしゃらないと思いますが、大規模な広告などは出さない代わりに、ドイツらしい徹底した品質管理を行いながらも、低価格を実現しています。
※写真はクリックで拡大します。
RACE EXP AIR
容量 ： １２~１５L
カラー ： ブラック / ブルー / レッド
価格 ： ￥11,000- (税抜）
登山用のリュックから始まったメーカーですが、フィット感と共に通気性の良さをすごく重要視しています。
ここが、このバッグ一番の特徴。乗車中、自然と風が抜けるよう荷室と背中の間にかなり大きなスペースがとられています。
登り坂で運動強度が高くなる自転車は、一年を通じて背中の蒸れが気になります。
冬用のサイクルウェアでも、身体の前面は防風素材を用い、背中から湿気を逃がす仕組みのものが多くあります。折角ウェアが高機能でも、背負ったリュックで蒸れてしまっては、不快なばかりか汗冷えの原因になります。サイクルスポーツでは、バッグもウェアと同等に、蒸れない機能性が大切です。
ショルダーストラップもメッシュ製で、徹底的に蒸れをなくす設計です。
「蒸れない」事がこのバッグ最大の特徴ですが、その他にも気の利いた設計が至る所に見られます。まずはレインカバー。下部に収納されています。突然の雨でも、荷物を濡らさずに済みますね。
ヘルメットホルダーは、自転車を降りて食べ歩きの際などに便利です。サイドポケットにボトルが入るのもうれしいですね。
サイドジッパーを開けると、容量が１２→１５Lに増えます。空気抵抗を考えると小さいほうが良いですが、荷物が増えても対応できます。
小物を収納できるポケットも充実しています。
ロングライドに、また通勤・通学に自転車用バックパックをお探しの方、ドイターがお勧めです。A４のファイルも納まります（ただし、背面がアーチ状になっているためノート型のパソコンなどは機種により納まらない場合もあります）。特に今回ご紹介したモデルは大きさがちょうど良く、一つ持っておくと色々と使えます。
スタッフも通勤で使用しています。是非店頭で手にとってお確かめください！
鈴木 恒