クロスバイクとロードバイク、どちらを選べば??

クロスバイクとロードバイク、どちらを選べば??

2017-11-16T10:33:15+00:00 2016/03/25|取扱商品のご紹介|
春めいて来ましたね。道行く自転車を見て、スポーツバイクって気持ち良さそう!と思われる方も多いはず。そんな風に興味を持ち始めて最初に出て来るのが、
「クロスバイクとロードバイク、どう違うの?」
という疑問。今日はこれを分かりやすくご説明しますね。
2-IMG_5443.JPG
2つの違いをご紹介する前に・・・スポーツバイクには大きく分けて3種類あります。
ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクです。
ロードバイクは舗装された道をより速く楽に。
DSC03120-1.JPG
マウンテンバイクは凸凹道を走るために作られました。
6-DSCF3563-1.JPG
クロスバイクはその2つの良いとこ取りで生み出されたバイクです。舗装路を軽快に走りながらも、街中の段差も安心して越えられる、普段使いしやすいタイプですね。
IMG_1688-3.JPG
さて、ここからクロスバイクとロードバイクの大きな違いについて、3点ご紹介します。
 
【1.ハンドル】
まずは見た目の違いから。最も分かりやすいのがハンドルです。
真っ直ぐなのがクロスバイク。フラットハンドルと呼ばれています。
6-IMG_5453.JPG
下に曲がっているのがロードバイク。ドロップハンドルと呼びます。
5-IMG_5452.JPG
ハンドル形状の違いは、乗車姿勢に影響しますが、詳しくは後ほど。
【2.タイヤ太さ(幅)】
タイヤの太さ(幅)も比較的分かりやすい違いですね。下の写真は当店のクロスバイクで最もスタンダードと言える「7.4FX」。タイヤ幅は32mmです。
4-IMG_5449.JPG
ロードバイクは通常23~25mm。
3-IMG_5448.JPG
自転車を真正面から見ると、写真でも少し太さが違いますね。タイヤが太いと路面から受ける「転がり抵抗」が増え、走りは少し重たくなります。その代わり、安定感や段差の多い場所での乗り心地が向上します。
逆に細いと、乗り心地は少し硬めになりますが、スーッと進む軽い走行感が得られます。
【3.乗車姿勢】
自転車を見ているだけでは分かりにくいですが、実際に乗ってみると全然違います。
クロスバイク  上半身が起き上がっています。
1-IMG_5440.JPG
体が起き上がっていることで視野を広く採ることができます。また、胸も開くので呼吸も楽ですね。市街地や、比較的距離の短いゆったりサイクリングに向いています。
ロードバイク  上半身を低く、前屈みになっています。
7-IMG_5437.JPG
目の前の地面に空き缶が置かれていること想像してみて下さい。真上から踏み潰そうとした場合、どうしますか?頭を空き缶の真上辺りまで持って行き、上半身の体重をかけて潰すのが簡単ですよね。
自転車のペダルを踏むときも同じことが言えます。体重を載せてペダルを踏むためには上半身がペダルの真上に近いほうが力が入ります。
また、前屈みになることで空気抵抗も減り、楽に速度を維持できます。
店頭入口には、ロード、マウンテン、クロスバイクと全て乗り比べることのできる試乗車をご用意しています。違いは乗ってご体感ください!
1-IMG_5693.JPG
今回は3点に絞ってご紹介しましたが、実際には他にも違うところがたくさんあります。自転車を選び始めた時、価格がこんなに色々あるのに何が違うの?と思いますよね。
走行したい距離によって選ぶ車種は変わりますが、週末サイクリングなのか通勤なのか、荷物の量や路面状況など、要素は様々。カタログを眺めるだけでは決められませんね。何でもお聞きください!
また、こちらには自転車選びやメンテナンスの事など、多く寄せられる疑問にお答えしています。ご参照ください。
鈴木 恒