5月ですが、30度を越す日も出てきましたね。
これからは気温だけでなく、湿度も上がっていきますので、当然サイクリングに出かければ多量に発汗します。
汗をかくと、体内の水分だけでなく、電解質(主にナトリウム)も一緒に排出されます。
そのような状態で水分のみを補給すると、より一層体内の電解質バランスが崩れてしまい、
やがて、めまいやしびれ、脱力が起こります。いわゆる「脱水症状」ですね。
そのような脱水症状を防ぐ為には水分と一緒に電解質を摂取する事がポイントとなります。
梅丹本舗 電解質パウダー(10グラム) 1本¥70-(税別)
主な成分:ナトリウム861mg カリウム82mg ぶどう糖6.7g クエン酸1220mg
使い方は簡単です。まずは500mlの水を用意します。
水500mlに対し電解質パウダーを1本(10g)入れます。
混ぜ合わせる為によく振ります。
出来が上がりです。見た目は普通の水です。
味は大塚製薬さんのOS-1を少し薄めたような感じ。
決しておいしくはありませんが、まずくはないですし、我慢して飲む程でもありません。
例えば、木津川サイクリングロードを走り、京都嵐山までの往復サイクリング(約100km)をすると、
速い方で4時間前後、一般的には5~6時間程度かかるはずです。
そうすると「多量の発汗」という言葉では足りないくらいに汗をかきます。
大塚製薬さんによると、
「体内の水分が2%失われるとのどの渇きを感じ、運動能力が低下しはじめます。3%失われると、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振などの症状がおこり、4~5%になると、疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状があらわれます。そして、10%以上になると、死にいたることもあります。人間にとって水分の摂取は、欠かすことができないとても大切なものなのです。」
となっています。
体重の2%でも運動能力の低下。3%ですと明らかな脱水症状が起きる様ですね。
これを体重60kgの人間に換算すると2%で1.2リットル。3%で1.8リットルとなります。
私(原)の感覚的には数時間のサイクリングなら1リットル以上の発汗は容易いような気がします。
また、お酒やコーヒーなどの利尿作用が高い飲み物を普段からよく飲んでいる方や、体を使う仕事をしていたりと、
日常的に発汗量が多い方は、サイクリング前から軽度の脱水状態となっている事も多いようです。
(軽度の脱水は自覚症状がほとんど無いそうです)
但しこちら、ナトリウム(塩分)を多く含んでいるので、常飲や医師から食事指導を受けている方などの使用は推奨しません。
そしてたくさん飲んだら体に良いという物でもありませんので、運動量(発汗量)や普段の生活スタイルと相談しながら適宜摂取しましょう。
東大阪市、奈良市、天理市のTREK(トレック)のロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク専門店。
バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店 原一矢