TREK(トレック)のエンデュランス系ロードバイク、
DOMANE(ドマーネ)がフルモデルチェンジ！

こちらの記事では以下の4つの項目に分けて新型DOMANEをご紹介いたします。

1.DOMANE史上最速。エアロチューブ形状の新フレーム。

2.フレームの細かな変更点。

3.バイクラインアップ。

4.そもそもDOMANEとは

それでは順番にご紹介します。

1.DOMANE史上最速。エアロチューブ形状の新フレーム。

昨今、多くのスポーツで空気抵抗を低減させる事が重要視されていますが、、その流れはロードバイクも例外ではありません。
TREKにはエアロロードカテゴリにて燦然と輝くMADONE(マドン)がありますが、新型DOMANEはそのエッセンスを吸収し生まれ変わりました。
DOMANEの誇りである、振動吸収性能の高さや、優れた直進安定性は犠牲にせず「速さ」を具現化したバイクが新型DOMANEです。

空気を切り裂くようなダウンチューブ(TREKロゴが書かれたフレーム部分)とシートチューブ(シート下のフレーム)。

ワイヤー類はトップチューブ先端にルートイン。ワイヤーをステム下に沿わせて隠すような構造です。
一般的なハンドル・ステムに対応しながらも高いエアロ効果を発揮します。

TREKにはフルエアロフレームのMADONEがありますので、DOMANEはセミエアロといったらよいでしょうか。
ですが、フレーム形状やワイヤールティングなどを見ると、他メーカーのフルエアロよりも優れた空気抵抗削減効果がありそうです。
(他メーカーはフレーム形状こそエアロでも、配線は一般的なロードバイクと変わりない物が多い)

2.フレームの細かな変更点。

調整式ISO SPEED(アイソスピード)がMADONEと同じ、トップチューブ下に変更。
これにより、すべてのフレームサイズで最適な‘しなり’量を発揮できるようになりました。

調整式ISO SPEEDは、走行環境やライダーの体重、好みに合わせ、最適なしなり量をライダー自身で調整できる機構です。
また、セッティングの幅も、もっとも固い方で14%。もっとも柔らかいセッティングでは27%も向上しています。

ダウンチューブにはフレーム内蔵ストレージを設けました。
予備チューブや携帯工具、CO2ボンベなどを一揃えにフレーム内へ収納する事が可能になりました。
案外重量物なこれらの小物をバイクの低い位置に配置する事でバイクの安定性も高まります。

広いタイアクリアランス。
32Cタイヤを基本とし、最大38Cタイヤまで対応します。

スタッフとして驚きが大きいのがBB規格の変更。
TREKの独自規格で、圧入式の「BB90」から、ネジ切りタイプのT47規格へ。
今後のスタンダードになるかもと目されているT47規格に対応する事で、汎用性を高めています。

3.バイクラインアップ。

完成車ラインアップは下記の3種類です。
OCLV500カーボンを採用したDOMANE SL5とSL6は調整式ISO SPEEDは非搭載とする事で、価格を大幅に低減しています。
フレーム重量にも大幅な違いはなく、価格以上の高性能が秘められているでしょう。(SLRフレーム1335g/SLフレーム1365g)
また、カラーオーダーサービスのProject One(プロジェクトワン)も早速受付開始となっております。