雨の日も風の日も…自転車通勤エキスパートスタッフ!? 「スタッフ藤木のロードバイク通勤のススメ」~メリットやデメリットを詳しく紹介!~

雨の日も風の日も…自転車通勤エキスパートスタッフ!? 「スタッフ藤木のロードバイク通勤のススメ」~メリットやデメリットを詳しく紹介!~

2020-03-03T12:59:35+00:00 2020/03/3|ニュース|

奈良天理店の自転車通勤皆勤スタッフ藤木が、ロードバイク通勤のあれこれを書いてみました。
既に自転車通勤をされている方は多くうなずける内容も多いのではないでしょうか。
また昨今の諸般の事情、さらに健康的な目的から自転車通勤に興味を持たれている方は、一度読んで頂くととても参考になるかと思います!

それでは、ロードバイク通勤皆勤スタッフ藤木の記事をご覧ください。


私事ではございますが、バイシクルカラーに入社してから丁度1年が経過しました。

振り返ればこの1年様々な事がありました。

  

愛車をEMONDA SLRからMADONE SLRに乗り換えたり….

 

嵐山100kmチャレンジライドの引率やライドイベントの開催等…

 

また多くのバイクと製品のインプレションも行いました。
この1年で様々な経験を積むことが出来たのも、ひとえにお客様のおかげでございます。

 

さてそんな1年間、私は電車・バスと言った公共交通機関を一切使わずロードバイクで通勤しました。勿論、雨の日も風の日も灼熱の日も、とにかく毎日です!

ちなみに通勤だけで走った距離は約7500km!

これだけ走ると、自転車通勤のメリット・デメリット等、様々な事が見えてきました。

今回はそんな私(藤木)が自転車通勤について語りつくします!春からスポーツバイクデビューや自転車通勤をご検討中の方は是非ご参考下さい!

まずは自転車通勤に最適な距離についてお話します↓


―自転車通勤に最適な距離―

自転車通勤を検討中の方から「自宅から会社まで何キロ位の距離が最適なのでしょうか?」というお問い合わせを頻繁に頂きます。

あくまでも通勤ですので、会社に遅刻すれば本末転倒です。なので、あまりにも時間が掛かる場合や距離が遠すぎると現実的ではありません。

おおよそ自転車通勤であれば、距離は10km~25km程で時間は30分~1時間程が基準となります。
とはいえ、車種によって重量やギア(変速機)等が異なるので、バイクごとに走行に適した距離や所要時間に違いがあります。

これはあくまでも目安ですが、クロスバイクであれば10km~15km(所要時間30分~45分)程度が最適です。

ロードバイクであれば15km~25km(所要時間30分~50分)程が最適かと思います。体力があればもっと長い距離の通勤も可能です!
※距離と所要時間はあくまでも目安です。個人の体力差によって大きく異なる場合があります。

続いて自転車通勤のメリット・デメリットについて触れていきます↓


―自転車通勤のメリット―

①病気にかかりにくい

公共交通機関を一切使用しないため、不特定多数の人間との接触を避ける事が出来ます。ですので、病気等をうつされるリスクが大幅に軽減します。事実、入社してから丸一年、風邪どころか喉が腫れて痛くなると言った風邪の諸症状にすらなりませんでした。病気と無縁の生活は、本当に清々しくて快適です!!

また病気以外では、スマホを触る時間やイヤホンで音楽を聴く時間が大幅に減少しました。首や目・耳への負担も減るので、非常に健康的な1日を過ごせます!

②朝に余裕が生まれる

私の場合、電車通勤と自転車通勤で大きく所要時間が異なります。電車の場合は50分程で、ロードバイクの場合は30分前後です。

 

そのため朝ゆっくり寝れる。もしくは早起きした場合、のんびり朝食を食べられるといったメリットがあります。
また夏場であれば、早朝に起床しランニングをするといった事も出来きるので、健康的なライフスタイルを構築できます。

③ストレスが掛からない

公共交通機関に乗れば少なからず、ある程度のストレスを感じますよね。今でこそ自転車通勤となった私ですが、中学1年生から大学卒業まで電車通学でした。

また社会人になってからは、大阪のオフィス街へ出る機会も多くなり、毎朝すし詰め状態の電車に揺られていた頃もあります。やはり狭い空間に閉じ込められいる事自体かなりのストレスです。また中にはマナーの悪い乗客もいるので、イライラしてしまう事もしばしば。

自転車通勤は、そういったストレスから一気に解放されます!ノンストレスで出勤できれば、仕事もバリバリはかどります!出世への近道は自転車通勤かもしれませんよ。

④バイクコントロール能力が高まる

毎日同じ自転車に乗っていると、身体が自転車に馴染みます。またバイクコントロールスキルもそれと同時に向上。まさに人馬一体、肌感覚でバイクを操れるのです!そのため、車道を走行中に荒れた路面等に出くわしたり、ヒヤッとするようなシーンでもバイクの挙動を失う事はありません。万が一、コントロールを失いそうになっても、立て直したり踏ん張りが効くようになります。

また初心者の方が抱えがちな、スポーツバイク特有のトラブル(お尻の痛み/腕や手のしびれ)に悩む期間が短くなるため、休日のサイクリングを思う存分満喫できる事もメリットです。

⑤お金も貯まり体力も付く

  

自転車通勤をすれば当然ですが、電車の定期や車のガソリン代は一切かかりません。ですので、浮いたお金を貯金に回したり、ショッピングやレジャーを楽しむも良いでしょう。

そして毎日自転車に乗っていると知らぬ間に、体力が付いています。階段を上って息切れなんて事とは無縁!体力が付けば、気分も晴れやかになりより活動的になります。自転車通勤は、自転車以外のスポーツを始めるきっかけにもなりますよ!

―自転車通勤のデメリット―

①危険な目に遭う

毎日車道を走っていると、危険な目に遭う事もごく稀にあります。しかし走行するルートによって、交通量の差異があるので、車の少ないルートを選べは比較的安全です。

また毎日車道を走っていると、それまでの経験からある程度危険を予測する事が可能となるため、走れば走る程予測能力が高まり安全に走行できます。

ですので、そこまで過敏になる必要はありませんが、極力安全に走るため必要最低限、揃えておくべきアイテムがいくつかるので簡単にご紹介します。

アイテムその①ヘルメット

 

ロードバイクはスピードの出る乗り物です。また基本的には車道を走るシーンが多いため、ヘルメットの着用は必須と言っても過言ではありません。自分自身の安全確保はもとより、ご家族に心配を掛けないためにも、ヘルメットを被りましょう!!

アイテムその②フロントライト(前照灯)

  

前照灯は主に、「夜間の走行に必要。」というイメージをお持ちの方が多いです。しかし夜間走らない方でもフロントライトの着用をお勧めしています。なぜなら、自転車と車の事故の多くが日中に発生しているからです。

そのため、トレックは「デイライト」を推奨しています。これは日中であってもライトを点灯させる事で、対向車や歩行者に自転車の存在を認識させる事を目的としています。またボントレガーライトは、日中でも効果的に視認されるフラッシュパターンを採用しているので、通常のライトより「デイライト」に適しています。

アイテムその③リアライト

 

日中に発生する自転車事故の8割が、車による後方からの追突です。

主な原因はドライバーのよそ見運転。そこでリアライトを、日中でも点灯させる事を推奨しています。これによって、早い段階から後方のドライバーに自転車の存在を認識させる事ができるため、事故のリスクが大幅に軽減します。

これら以外にもバイク購入時に一緒に揃えておくと便利なアイテムがいくつかあります。詳細は過去の記事をご覧下さい。

②タイヤやブレーキパッドの摩耗が早い

毎日乗ることになるので、週末に走るライダーよりも当然、ブレーキパッドやタイヤと言った消耗品類の摩耗は早まります。

私の場合、ブレーキパッドが4か月に1度。タイヤは5か月に1度と言ったペースです。数字で見るとそこまで頻度は高くありません。またパッドは比較的低価格帯ですし、タイヤもグレードを落とすと価格を抑える事が可能です。

そして何より「摩耗」に対して敏感になるので、常に安全なバイクコンディションを維持する事ができます。
そう考えれば、摩耗の早さ=デメリットではないと言えるでしょう。

③大切な愛車が汚れてしまう

  

毎日乗っているとどうしても汚れが蓄積していきます。大切な愛車が日々汚れていくのは、とても悲しいです。また室内保管の場合、砂等が床に落ちてしまうのであまり衛生的でありません。

    

ですが、自転車専用のケミカルを用いればバイクを綺麗に保つことが可能です!自転車用ケミカルの場合、水洗い不要のため室内で簡単に作業できる事に加え、高度な専門知識を要さないので、初心者の方でも実施して頂けるメンテナンスです!

  

写真はケミカルを用いて洗浄した、ギアとチェーンです。新品同様にピカピカになります!

 

更に洗浄後のバイクへコーティング剤を吹き付けると、フレームが美しくピカピカに輝きます!!また見た目だけではなく、汚れが付きにくくなる等、次回のメンテナンスが容易になるため実用性も兼ね備えています。

この様なメンテナンスは定期的に行う必要があるので面倒に感じるかもしれませんが、習慣化すればたいしたことではありません。むしろ愛車を自分の手で綺麗にすればする程、愛着がわいてくるものです!

バイク洗浄・チェーンメンテナンスの詳細は過去の記事をご覧下さい。

ここまでメリット・デメリットについて一通りお話してきました。
最後は雨の日の自転車通勤について触れていきます。

―雨の日について―

私は雨の日でも自転車通勤ですが、基本的にお客様へはお勧めしていません。

理由は主に2つあります。

1つ目は単純に安全ではないからです。

雨天時は通常よりも視界が悪くなります。これは自転車側も車側にも言える事です。視界不良は事故の可能性を高めます。またスリップによる転倒リスクも発生します。転倒して怪我をする・バイクが破損すると言ったことがあれば、健康的・経済的ではありません。

私の場合、通勤コースの交通量が少ない事や、ロードバイク歴が長い事を踏まえた上で、自己責任のもと走行しています。

2つ目の理由は、雨の日の為だけに雨具を買い揃える必要があるからです。

 

私は「サンティーニ」の撥水加工ウェアと「ヴェロトーゼ」のシリコンシューズカバーを愛用しています。

とはいえ撥水ウエアはジャケットだけなので、下半身は水浸し状態。特に冬場は通勤後、ウエアを乾かすのに苦労します。

またシリコンシューズカバーは、非常に防水性が高く丈夫な素材ですが尋常ではないくらい履きずいです(笑)また一か所でも破れるとどんどん割けてくるため、消耗品として割り切るしかありません。

これらの他にも、タイヤが水と一緒に砂を巻き上げるのでウエアやバックが砂まみれになったり、冬場は身体が冷え切るので帰宅後お風呂に直行したりと、雨の日の自転車通勤は煩わしい事が多いです。

一般の方であれば、わざわざ雨の日に自転車通勤をする必要はないと思います。

私の場合は、煩わしさよりもロードバイクに乗る楽しさが勝っているので、継続できています!


いかがでしたか?自転車通勤についての理解を深めて頂けたと思います。

自転車通勤についてもっと詳しく話を聞きたいという方は、自転車通勤のエキスパートである私(藤木)にお気軽にご相談下さい!

春からあなたも自転車通勤を初めて健やかな日常を手に入れましょう!!

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