大森です。
TREK(トレック)の最軽量ハイエンドモデルのEmonda(エモンダ) SLR DISCに、私の愛車のMadone(マドン) SLR DISCに装着している、Bontrager(ボントレガー)Aeolus(アイオロス)3カーボンホイールを装着しました！
このTREK(トレック)の最強のスペックでどのような走りを体感できるのかを試す為、実際に200㎞走行してきました。
＊今回のインプレッションはあくまで個人の感想にはなりますが、Emonda SLRを検討されていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
【平地】
今回は淀川沿いを走ってきました。
時速30㎞にまでの加速は、エアロロードバイクのMadone(マドン)よりカチッとしており、一瞬で到達します。
加速が気持ちが良いのはのんびりサイクリングでも嬉しいポイントです。
そして更にペダルを踏み時速35㎞。初速のカチッとした走りを維持したままスピードが延びていきます。
気が付けばあっという間に40㎞オーバーでした。
やや追い風という事もありましたが、この高速巡行域でもまだまだスピードが延びる感じがしました。
ペダルにトルクを加えれば加えるほど高性能フレームとハイエンドホイールの剛性バランスが良くとれていると思える最高の瞬間でしたね。
そして、Emonda SLRシリーズのフレームを平地で最大限生かすには、BONTRAGRホイール最高峰のXXXシリーズでの組み合わせが間違いない事が分かりました。
Aeolus XXXホイールは、回転性と剛性を活かした素材で、車体をよりカッコいい見た目にし、軽快な走りを維持させたまま速く走れるホイールですので、Emonda SLRのフレームとの組み合わせは相性抜群です！
【登り】
Emonda SLRの一番の得意コースの登りです。
傾斜6%の峠道において、ペダルにトルクを加えた際、抵抗感を一切感じず、剛性を活かしてグングン登ります。
更に傾斜10%以上の激坂区間でもストレスなくしっかりと登り、MadoneやDomane(ドマーネ)では失速してしまう傾斜でも、Emondaは難なくこなします。
更に、登りでの速度も速いです。
傾斜8％。
Madoneでは時速17㎞で登る区間が、Emondaはなんと21.9㎞でした！
この速度差が、山頂に到達した際にMadoneと大きな差が生じます。
まさにヒルクライム最強バイクですね。
【まとめ】
Emonda SLRは、主にヒルクライムを得意とし、カチッとした剛性の高いフレームでトカゲの様にスルスル登ります。
登りが苦手な方にはとても嬉しいポイントですね。
また、平地では時速35㎞の高速巡行域まではMadoneやDomaneを圧倒しますので、少ない力で30㎞以下でサイクリングは快適に楽しんで頂けます。
またEmonda SLR DISCは、世間では硬くて乗り心地が悪いと思われがちですが、適度にダンシング(立ち漕ぎ)を取り入れたり、サドルに座る位置を変えてみたりすると、案外距離100㎞以上のロングライドも出来るんですよ！
これからもEmondaシリーズは、軽くて、速くて、コントロース性の優れたロードバイクとして次世代のモデルに繋げてくれるでしょう。
いかがでしたか？
今回は、フレーム、ホイールとの組み合わせはハイエンドモデルのフルスペックでしたが、サイクリングの目的に応じて、フレームの素材やホイール選びは異なってきます。
また、TREK(トレック)のロードバイクには、Madone、Emonda、Domaneとラインナップがございますが、それぞれにしかない走りが備わっており、走る目的で選択も変わります。
実際私(大森)は過去にTREK(トレック)のそれぞれのハイエンドモデルを乗ってきましたので、特徴やスペックにつきましては、よりリアルにお伝えできるかと思います。
フレームのアップグレードやホイールのアップグレードを検討されていらっしゃる方は、是非当店にご相談くださいませ！
また、過去の記事でTREK(トレック)のハイエンドモデル、SLRグレードの総評もご紹介しておりますので、是非参考までにご覧ください。
大森のTREK EMONDA(エモンダ)SLR7インプレッション！ ハイエンド3モデルの総評も記載しています！
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