これまで幾度となく、常識を覆すマシンを開発してきたTREK（トレック）が、またしてもロードバイクの歴史を塗り変えます。
トレックの軽量ロードバイク「EMONDA（エモンダ）」がフルモデルチェンジを果たしました！！
まずはこちらの動画をご覧下さい。
https://p.widencdn.net/fradcz/Emonda_Social_01
動画を楽しんで頂きましたので、いよいよバイクの全体像をご覧に入れましょう！
全てが新しいEMONDAがこちら….↓
―新型EMONDA（エモンダ）―
ルックスが先代と全く異なりますね。それでは一体何がどのように進化を遂げたのか、詳しく解説していきます。
―注目ポイント―
①新素材OCLV800
「OCLV」はTREKが独自に開発した特殊カーボンです。
OCLVとは「Optimum Compaction, Low Void（超高密度圧縮・空隙）」の頭文字をとったものであり、業界トップクラスの品質と製造精度を誇っています。
その品質は、スペースシャトルに用いられるカーボンに匹敵することでも有名です。
また三菱・東レ・東邦等、様々なカーボンメーカーの製品を混合させ、フレームの部位ごとに使うカーボンの種類や繊維の向き・積層に至るまで、全ての項目を研究し尽くしています。
そんなOCLVカーボンが更なる進化を遂げました。
トレック史上最高傑作となる「OCLV800」の誕生です。これは新型エモンダのために開発されました。
開発にはおよそ2年もの歳月を費やし、プロ選手からのフィードバック受け何度も協議を重ねました。
その結果、これまでトップグレードを担ってきた、700グレードよりも遥かに軽量かつ高い強度を実現できたのです。
OCLV800はトレック史上、そして業界史上最高峰のカーボンであると断言できます。
②セミエアロ形状のフレーム
今作フレーム素材同様に、最も大きな進化を遂げたのはフレーム形状です。
空気抵抗の少ない「エアロ形状」を採用。滑らかで美しいフレームに生まれ変わりました。
同社のエアロロードバイクであるMADONE（マドン）から培った、「KVF（カムテールバーチャルフォイル）」という特殊な形状により、エモンダ史上最も優れたエアロ性能を手に入れました。
しかし単なるエアロではありません。エモンダは、平坦での高速域巡航性能を高めたフレームとは異なり、登坂やアップダウンのあるコースで効果を発揮できるオールラウンドな仕様となっています。
またフレームの大半をエアロ形状にしたその一方で、サドルの固定方式には従来式のシートマストキャップを採用。空力性能は劣るものの、振動吸収性に優れています。またシンプルな構造なので、メカトラブルが発生しにくい事もメリットの一つです。
③H1.5フィット
ヘッドチューブには、既にマドン・ドマーネシリーズで採用されている「H1.5フィット」を採用しました。
H1.5フィットの特徴は、ポジションに幅を利かすことが出来る点です。
競技者向けのアグレッシブルなレーシングポジションは勿論、ゆったりとした余裕のあるポジションを取りたいホビーライダーにも対応します。「H1.5」は従来の「H1/H2」では実現しえなかった、幅広いニーズに応えるフレーム設計を可能としました。
④専用ハンドルバー
新型エモンダには、専用のハンドルバーをアッセンブル。軽量化の為、バーとステムは一体型の構造となっています。
フレーム同様、整流効果を高めるためにエアロ形状を採用。
上から見ると平べったい形をしている事が分かります。
真円のバーに比べ力を込めなくても握りやすいため、ヒルクライムシーンでも活躍してくれるでしょう。
そしてエアロ効果をより高めるため、ケーブルやブレーキホースはハンドルに収められています。
収められていると言っても、ケーブル類はバー内部を通っている訳ではありません。この専用ハンドルはバー裏側に溝を設けて、ケーブル類を這わす仕様となっています。これによりブリーディング作業やワイヤー交換等がスムーズに行えます。
またサイクルコンピューターやライト等のアクセサリーを、シームレスに取り付けをられる「Blender System（ブレンダー システム）」にも対応しています。
軽さ・エアロ・メンテナンス性を高次元で実現した、完成度の高い専用ハンドルです。
⑥T47BB
TREKはこれまで独自規格であるBB90を採用してきましたが、新型エモンダには「T47」規格を導入。BB90の圧入式とは異なり「ねじ式」となったため、ある程度の重量増は否めないものの、メンテナンス性が格段に向上しました。
⑦New 「Icon（アイコン）カラー」
カラーオーダーシステム「Projectone（プロジェクトワン）」で選択できる、スペシャルペイントカラー「ICO（アイコン）」に新色が追加されます。（プロジェクトワンは、6/19より受注が可能です。）
『Amplified Alchemy』
パープルを基調としたマジョーラカラーです。ミステリアスな印象を与える魅惑の艶カラー。
『Diamond Holographic』
フレーム全体にホログラムが散りばめらたようなデザイン。太陽光が当たると宝石のように輝きます。その姿は正にダイヤモンド。
唯一無二の輝きを手に入れよう。
『Sweet Gold Leaf』
漆黒のフレームにゴールドが散りばめられており、ただならぬ雰囲気を醸し出してます。
高級な大理石の様にも見え、気品と風格が覗えるデザインです。
『KOM（カラー選択可）』
キングオブマウンテンを意味するKOMを模したデザインです。こちらは3色のお好きなカラーをお選び頂けます。カラーの配置が独特なので、自分だけの一台を作りたい方に大変お勧めです。
⑦SLグレード6年越しのモデルチェンジ
ミドルグレードとなるSLシリーズも、上位モデル同様のフレーム形状へとフルモデルチェンジを果たした。初代EMONDA（エモンダ）が発表された2014年からおよそ7年ぶりとなる。
フレーム素材には従来品と同じく「OCLV500」を使用。価格を抑えつつ、上位モデルと同じエアロ形状・ケーブル内装・T47BBを採用しています。
またエモンダの特徴である癖のない操作性や、快適な乗り心地は先代から引き継がれているので、初めてのロードバイクやクロスバイクからのステップアップに最適です。
－SLシリーズラインナップ－
EMONDA SL5 Disc
価格：￥280,000-（税抜）
カラー：Quicksilver・Brushed Chrome / Carbon Blue Smoke・Metallic Blue
サイズ：47/50//52/54/56/58/60/62
EMONDA SL6 Disc
価格：￥360,000-（税抜）
カラー：Trek Black・Radioactive Red / Lithium Gray・Brushed Chrome
サイズ：47/50//52/54/56/58/60/62
EMONDA SL6 Disc Pro
価格：￥440,000-（税抜）
カラー：Trek Black・Radioactive Red
サイズ：47/50//52/54/56/58/60
EMONDA SL7 Disc
価格：￥280,000-（税抜）
カラー：Carbon Smoke・Factory Orange
サイズ：47/50//52/54/56
－開発経緯―
新型emondaは如何にして誕生したのか。その経緯を紐解いていく。
事の始まりは、TREKのプロチームライダーからの提案だった。
「既存のディスクブレーキモデルは、UCI規定（6.8kg）ギリギリの重量を実現できている。軽量性はそのまま維持し、エアロ効果を高めて欲しい。」
すなわちこれは、エモンダがこれまで築き上げてきた軽さ・操作性の高さ・優れた反応性を保ちながら、フレームをエアロ形状にする事を意味していた。
一般的にフレームをエアロ形状にすると、確実にフレーム重量は増加する。（上の写真は同社エアロロードのMADONE。）
しかしトレックは、そんな常識にとらわれる事はなかった。
フレーム素材をゼロベースから見直し、2年もの開発期間と数百パターンに及ぶプロトタイプを製作。
そして生まれたのが「OCLV800」である。
素材強度が30％も向上した為、素材量を大幅に減らすことが可能となった。
その結果、KVF形状・ワイヤーフル内装・T47BBといった重量増要素を多く含みながらも、700gを切る超軽量フレームが実現した。
また更なる軽量化のために、新型エアロハンドルバーとカーボンホイールも開発。
完璧なトータルパッケージとして、新型EMONDAを完成させたのである。
エアロ性能・軽量性・操作性・優れた反応性能….全てを高次元で実現したトレック史上最高のバイクと言えるだろう。
―最新バイクに試乗しよう！―
奈良登美ヶ丘店では新型エモンダのミドルグレードとなる「EMONDA SL6 Disc」を試乗車としてご用意しています！！(写真手前がSL6)
EMONDA SL6 Disc ￥360,000-（税抜）
※写真奥はEMONDA SL5 Disc ￥280,000-（税別）
まずは目で見て・乗って、新型エモンダの魅力を貴方の体で感じて下さい！！
※未成年の方の試乗は、保護者様の同意が必要となります。また当日の天候や服装（サンダル・ロングスカート等）により、お客様の安全を確保できないと判断した場合は、お断りさせて頂く場合もございます。予めご了承下さい。
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