タイヤの空気圧管理で脱ビギナー!お金を掛けずに簡単セットアップ。~私のBONTRAGER R3 28cタイヤの場合~

タイヤの空気圧管理で脱ビギナー!お金を掛けずに簡単セットアップ。~私のBONTRAGER R3 28cタイヤの場合~

2020-09-15T16:52:30+00:00 2020/09/15|ニュース|

今回はお金を掛けずに、しかも簡単に出来てしまうバイクセッティングの話です。

それはズバリ「タイヤの空気圧!」です。

 

まず皆様はどれくらいの空気圧で乗っていますか?
私の場合、タイヤ幅28cのOBNTRAGER R3タイヤですが、5.7~6.7気圧程です。

 

空気圧にある程度幅がありますが、概ねこの様になります。


・5.7~6.0気圧 スピードを求めず通勤で市街地を走る場合。
・6.0~6.7気圧 通勤以外の普段のライド。
・6.7~7.0気圧 路面がかなり綺麗でしかも距離50km程しか走らない場合。


 

下記はそれぞれの印象です。(BONTRAGER R3タイヤ 28cを、体重62kgで乗った場合)

【5気圧台】
とても振動吸収性に優れ、多少粗い路面でもストレスになりません。小さな段差も大きく衝撃を和らげてくれます。
ただクッション性が良くなる分、パワーを掛けた際や峠でのダンシングで前加重になった際、タイヤが柔らかすぎて力が逃げる印象です。

【6気圧台】
一番バランスに優れています。適度な振動吸収性と、空気圧による硬さもあり、ロスなく走れる印象です。

【7気圧以上】
路面がとても綺麗であれば問題ありませんが、振動吸収性に乏しく長距離には不向きです。ライド後半には手に伝わる振動がストレスに感じるでしょう。
逆に道が綺麗でかつ短距離を高負荷で走る場合は、キビキビとしたダイレクトな感じが好印象に思う方もいるかと思います。


 

ちなみに余談ですが、高価なタイヤは、空気圧を下げても力が逃げるような”変な柔さ”がなく、優れた振動吸収性を確保しつつもしっかりと”コシ”のあるフィーリングになります。
逆に安価なタイヤは空気圧を下げると、てきめん力が逃げるようなコシの抜けたフィーリングになってしまいます。

 

 

話が少し脱線しましたが、ロードバイクの乗り心地はフレームやホイールによって大きく異なります。しかしそれらは簡単に交換する事が出来ません。
フレームに関しては、乗り換えない限りずっと同じ性能に付き合う事になります。

ただ空気圧は、乗る度に変化させる事が出来て、しかも乗り心地に大きく違いが出るので、ぜひ気軽に試して頂きたいセッティングなのです。

 

タイヤの側面には推奨される空気圧が表示されています。

まずはその範囲の中で色々試してみて、「どんな道でどれくらいの空気圧が自分にとってベストなのか」が分かると、ロードバイクがより”自分のもの”になってきますよ!

 

お金をかけずに出来るセッティングですから、試してみない手はないですよね!

もちろん空気圧はタイヤ幅や体重によっても異なりますので、気になる方はお気軽にスタッフまでご質問くださいね!

お勧め空気入れは下記のブログをご覧くださいませ。

https://bicyclecolor.com/higashiosaka/2020/09/12/trek-bicyclecolor-higashiosaka-road-cross-mtb-charger/


 

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