バイシクルカラー奈良登美ヶ丘店のスタッフがそれぞれの目線で情報をお届けしていくブログ!

お乗りの自転車、組立スタッフが分かる”サイン”があります!

お乗りの自転車、組立スタッフが分かる”サイン”があります!

こんにちは、今日は自転車の組立作業でのお話を。

実は、当店で販売させていただいた自転車には、スタッフの誰が組み立てたか判別できる “サイン” のようなものが隠されています。
それは、この部品。

1-DSCF2876.JPG
ブレーキや変速機を動かすためのワイヤーがありますが、その末端部分が解れないようにする「エンドキャップ」です。キャップを使わずに解れを防止する方法もありますが、当店では後々のメンテナンス性なども考慮して採用しています。
実際に使った写真がこちら。ワイヤーエンドで固定するために、ニッパー等で挟んで潰します。
1-DSCF2872.JPG
上記写真は私が組み立てたロードバイク。
次は店長が組み立てたバイクです。
3-DSCF2874.JPG
もうお気づきかと思いますが、潰し方が違います。私のものは2本・2本で計4本。店長のものは連続して6、7本の線が入っています。
決してスタッフの痕跡を残したいから行っているわけではなく、自身の組立に責任を持つ意識付けを目的としています。
さらに、組立後は基本的に別のスタッフがチェックし直します。その際、改善点があった場合に、お互いにアドバイスをして技術向上できるようにしています。
次は、スタッフ原のサイン。
2-DSCF2873.JPG
写真では分かりにくいかもしれませんが、2本の横線の下に、斜めに一本線があります。
最後は森光。一番シンプルな2本線です。
4-DSCF2875.JPG
いかがでしたか?普段ほとんど気に留めることの無いような小さな部品ですが、ここに組立スタッフの “サイン” が隠されています。今お乗りの自転車のエンドキャップを見ていただければ、当店スタッフ誰が組み立てたか分かるかもしれませんね!
詳しい自転車の組立方法などについてご興味のある方は、下記をご覧ください!