最近はめっきり数が減ったホイールの組み作業です。
バイクのアップグレードで定番のホイール交換。
そのホイールはいわゆる「完組み」と呼ばれるモノで、完成した状態で店に届くのが一般的です。
ただ、写真のようにリム(外周部品)とハブ(車輪の中心部の回転体)、スポークをバラバラで
発注し、その後店で組み付ける方法があります。
メリットは、安価で精度が高く修理が容易な事。
また乗り手によって様々な組み方が出来るので、乗り心地のよいホイールも作れます。
ただ、近年人気の超軽量ホイールと比較すると決して「軽い」とは言えません。
また決戦ホイールと肩を並べるほど平地でぐんぐんスピードに乗るホイールでもありません。
見た目からも想像出来る通り、一番”普通なホイール”と言えるでしょうか。
軽すぎず、硬すぎず、またちゃんと漕がないと進みません。
でも乗り心地は良いので100km走った後でも身体への負担は少ないです。
ツーリングやロングライドでは、良くできた完組みホイールも良いですが、
レースイベントに参加される方の、普段の練習ホイールとしてはとてもお勧めです!
地味~なホイールに、萌えてみてはいかがでしょうか?